医療機関で

精神保健福祉士が

担う業務とは

こんにちは。

専任教員の森山です。

私は、

16年間精神科病院と精神科診療所で

精神保健福祉士として実践してきました。

今回は、

『医療機関で精神保健福祉士が担う業務』について

ご紹介します。

医療機関で精神保健福祉士が担う業務は、

単科の精神科病院、

総合病院の精神科、

精神科診療所、

医療機関併設のデイケアなど、

配属先によって違います。

精神科の医療機関には、

精神科病院と精神科診療所、総合病院などがあります。

医療相談室などで行う「相談援助業務」は、

利用者が医療を受けやすくするために、

医師の診察前の予診を担当したり、

家族や身近な人との関係の問題や、

経済的な問題、就労的な問題など幅広く相談に対応して、

様々な生活課題の解決に向けたお手伝いを行います。

そして

医療と地域生活の橋渡しとなるように、

様々な人や機関と連携して支援を行います。

また、

入院・通院の利用者に対して、

集団精神療法や認知行動療法、

各種グループワークやレクリエーションなどの

リハビリテーションプログラムや、

デイケアというリハビリテーション施設の担当者として

「リハビリテーション業務」も行います。

さらに、

利用者のご自宅などに訪問して

退院に向けた準備のお手伝いをしたり、

在宅生活の中の日々の生活に関する相談に対応する

「訪問業務」を行うこともあります。

医療機関以外での、

精神保健福祉士が活躍する場所と、

主な役割や仕事内容も少しご紹介いたします。

【生活支援施設】

＜活躍の場所＞

地域活動支援センター、自立訓練事業、グループホームなど

＜主な役割・仕事内容＞

相談支援業務、レクリエーションプログラム活動、自立生活支援・訓練など

【就労支援施設】

＜活躍の場所＞

就労移行支援事業、就労継続A型事業、就労継続B型事業など

＜主な役割・仕事内容＞

就職活動支援、相談支援業務、ジョブコーチ、就労・作業の訓練の支援・指導、など

【公務員】

＜活躍の場所＞

区（市）役所の障害福祉業務、保健所、社会福祉事務所、教育機関など

＜主な役割・仕事内容＞

障害者総合支援法に基づいた各種申請や認定、サービス利用手続き、受診支援、ケースマネジメントなど

【その他】

＜活躍の場所＞

司法の場（社会復帰調整官、保護観察所、矯正施設）、特例子会社、

一般企業（ＥＡＰ）、高齢者支援施設、ハローワーク、教育機関など

精神障がいを抱えている方は

暮らし辛さや生き辛さを抱えています。

そういった方々が

自立した生活を送れるように

支援する専門職。

それが、

精神保健福祉士です。

【1月14日のオープンキャンパス】

1月14日（土）開催のオープンキャンパスでは、

学科説明に加えて、

『精神科病院で勤務する卒業生』

と題し、

2年前に当校を卒業して

精神科病院へ就職した先輩を招いて、

精神科病院のお仕事の話をしていただきます。

精神保健福祉士を目指すに至ったきっかけや経緯、

日福で1年間学んだ体験談の他、

在学中の学校の様子、

授業や実習、勉強方法など、

実際の卒業生から話しを聞くことができます。

日福を卒業して、

当校での学びが実際の現場での仕事へ

どのように役立ったのかなど、

実際に働いている卒業生にしか話せない

生の声が聞ける貴重な機会です。

直接いろいろ質問や相談も出来る

スペシャル学科説明会です。

皆様のご参加をお待ちしております。

ご予約・詳細は

http://www.nippku.ac.jp/event/opencampus.php?EID=1764

をご覧ください。

入学を希望される方、ご興味がある方、

まずはぜひ資料をご請求ください。

＜資料請求はこちらから＞

http://www.nippku.ac.jp/form/request/

※入学希望学科は「ご希望の学科（コース）」を選択してください。

 
精神保健福祉士養成学科（昼間部）
http://www.nippku.ac.jp/faculty/04/
※ＡＯ入試・一般入試ともに受付中

精神保健福祉士養成科（夜間部）

トワイライトコース
http://www.nippku.ac.jp/faculty/17/
※ＡＯ入試・一般入試ともに受付中

ナイトコース
http://www.nippku.ac.jp/faculty/05/
※ＡＯ入試・一般入試ともに受付中