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【授業紹介】ゲスト講師による『高齢者に対する支援と介護保険制度』講義 介護福祉学科 特別授業

2014/11/19

介護福祉学科 2年生の授業にゲスト講師をお招きして

『高齢者に対する支援と介護保険制度』の特別授業を行いました!


◆今回お招きしたゲスト講師◆
講師: 奈良 高志 先生

社会福祉法人 信愛報恩会
特別養護老人ホーム文京大塚みどりの郷
文京大塚高齢者在宅サービスセンター
大塚地域包括支援センター
施設長

今回の授業は、

~生きがいをもって働き、高齢者を支えるために~

というテーマで講義をいただきました。


授業の冒頭には、自己紹介をいただいた後、
これから介護福祉士の資格を取得して
実社会で活躍していくことを目指す学生たちに向けて
介護福祉士の魅力について語られました。

喜びや生きがいを持てる、
楽しくいきいきと生きている実感を持つことができ
幸せな人生を歩むうえで自分が成長出来る、

介護福祉士の仕事にはそんな魅力があるということを感じていただきながら
今日の講義を是非聞いてくださいとメッセージをいただき
授業がスタートしました。


【パワーポイントを駆使しながら熱心に講義いただく奈良先生】

今回の授業内容は・・・


●介護保険制度の背景について
2010年、2025年、2050年の人口ピラミッドの図表を用いた人口推移の説明

●65歳以上のいる者の世帯別年次推移/65歳以上の世帯別年次推移
高齢者の世帯解説(一人暮らし・夫婦のみ世帯増加)とそれにより起こることの解説

●日本人の平均寿命の推移/高齢者を支える若年者の比率
高齢化の解説と、高齢者を支える介護保険料負担層についての説明。

●要介護者からみた主な介護者の続柄/介護者の内訳と介護内容の分類
家族による介護が多い現状説明、老老介護等の解説。

●高齢者を支える制度 ~介護保険制度について~
概要説明、申請~認定~利用までの流れ、ケアプランの作成(要介護区分ごと)、介護保険利用時の注意事項

●介護保険の各種サービス
介護給付サービス、予防給付サービス・地域支援事業について

●地域包括支援センターの役割について
図表による、地域包括支援センターの役割解説

●地域密着型サービスについて
各種施設についての説明、役割の解説等

●介護保険制度のサービス費用について/要介護状態区分
要介護区分ごとの、居宅サービスの1ヶ月あたりの利用限度額の解説

●居宅サービス計画(ケアプラン)の一例
仮想で設定した要介護区分、年齢、性別、状況に応じたケアプランの一例紹介と解説

●介護保険制度の今後
~平成27年度制度改正の キーワード “地域包括ケアシステムの実現”
・今後の介護保険をとりまく状況
・地域における医療・介護の連携
・医療・介護サービスの提供体制改革後のサービス提供体制
・認知症初期集中支援チームと認知症地域支援推進員について
・生活支援サービスの充実と高齢者の社会参加について
・予防給付の見直しと生活支援サービスの充実について
・新しい介護予防・日常生活支援総合事業について
・特別養護老人ホームの重点化について

●地域ケア会議について~その運用
地域ケア会議についての解説。個別課題~地域課題への運用の流れ等

●生活状態に応じた介護(ケア)の提供
利用者の声を聴く(傾聴)の大切さ、利用者ごとのケアプラン作成の必要性について

●利用者の生活の質を高める介護
専門職、家族、ボランティアの3者協働の重要性


と、様々な内容を事例や実際の現状の紹介とともに
具体的に解説いただき、理解が深まる講義を展開いただきました!


【授業の様子】

そして、授業の最後には、

福祉・介護職員のいきがい!!

~介護職員からのメッセージ~

と題して、実際に介護職員としてご活躍中の皆さまより
福祉・介護職員の魅力についていただいた
素晴らしいメッセージご紹介いただきました!

<一部をご紹介します>
癒しの時

〈喜びや楽しみを発見する仕事〉
利用者さんが喜んでくれること、利用者さんが楽しめることが何かを発見して実行していくことが介護の仕事の魅力だと思います。

〈ご利用者本人が望むサービス〉
ただ単に必要なサービスを周りから提供するのではなく、ご本人の心情を深くくみ取り、ご本人にも納得し喜んでいただけるサービスを提供していくことが必要だと実感しています。


介護の場面で得られる感謝の言葉

〈ホッとする介護の場面〉
特養での行事「お買いものサロン」での一コマ
「何年も母さんと一緒に買い物なんてしてなかったねぇ」(息子) こんな会話をそばで聞いていると、何となく本来の親子の関係を見て、ホット微笑んでしまいました。介護の仕事は、楽しいことばかりではありませんが、こんなほっとする場面に遭遇できたことに感謝しています。

看取るとき

〈満足感が溢れる時〉
ご家族より「本当にお世話になりました」と言ってくださった時、遺影が微笑んでいるように感じ、満足感が溢れてきました。

介護の魅力

〈介護とは共同作業〉
突然やってきた「介護」という2文字。今でも戸惑い、不安だらけです。
大事なことは「介護することを焦らないこと」、「慣れない介護で落ち込まないこと」だと考えます。「落ち着く」「考える」「学ぶ」の3原則をしっかり念頭に置けば、介護はきっと素晴らしいものになると思っています。介護とは、介護者と被介護者との「共同作業」、お互いに協力し合って初めて1歩が踏み出されると感じています。

〈コミュニケーションによる介護の楽しみ〉
「家に帰る」と興奮して訴えたある利用者。
寒空のもと1時間かけて手をつなぎながら散歩した日。2人の散歩は確実に変化をもたらした。認知症があり名前すら覚えてもらえなくとも顔はわかっており、きちんとコミュニケーションが取れる。このような醍醐味も介護の楽しさの一つと思われる。

〈必要とされること〉
小さな感動の積み重ねで今があると思っています。どこまで積み上げても完成のないこの仕事。これ以上、人と深くかかわれる仕事はないかも知れません。~こんな私でも、必要と言って下さる喜びは大きいです。その喜びは、つらさや疲れも乗り越え、利用者様の笑顔がまた喜びとなります。


最後に、
文京介護の3Kのご紹介がありました。

よく言われる介護の3Kではない、文京介護の3Kとは… 

輝き
感動
感謝

「いつまでも輝いている存在、そうありたい私たち、そのためにも日々ご利用者とかかわることを大切に思いたい。
私たちに感動をくれるのはご利用者の笑顔、言葉です。
ご利用者への感謝の気持ちが私たちの仕事の原点です。」 

実際に福祉・介護の世界で活躍している先生による授業を受けられることで、
普段授業で習っていることへの理解をさらに深めることができ
知識として確実に身に付け将来に役立てられる
将来介護福祉士として活躍をしていくために、
学生たちにとっても貴重な学びの機会となりました。

本校では、様々なゲスト講師をお招きし、
より確かな知識と経験を身に付けていただく授業を多数行っております。

日本福祉教育専門学校

介護福祉学科
http://www.nippku.ac.jp/faculty/13/