【授業紹介】聴覚障害をお持ちのゲスト講師による特別授業 介護福祉学科

ゲスト講師として

 

聴覚障害をお持ちの先生をお招きして、

 

特別授業を行いました。

 

こんにちは!

介護福祉学科2年生の加賀谷です。

 

ゲスト講師として

聴覚障害をお持ちの先生をお招きして、

特別授業を行いました。

 

【今回お招きしたゲスト講師】

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講師:唯藤(ただふじ)節子先生

(手話通訳:本校手話通訳コース教員 有薗先生)

 

【特別授業の内容】

・唯藤先生の自己紹介

・「聞こえないための不便さ」「ヘルパー」についての講義

・手話を学び実践

・グループワーク・・・唯藤先生に手話で質問する内容をリストアップ

・各グループから、唯藤先生に手話で質問

・まとめのお話‥「めざしたいもの」についてなど

 

【自己紹介】

唯藤先生は、生まれつき、

聴覚障害をお持ちとのことですが、

小学校や高校は、普通高校に通われました。

 

現在は、

介護職、聴覚障害者の団体役員、手話指導

などをされていらっしゃいます。

 

【「聞こえないための不便さ」「ヘルパー」についての講義】

 

聞こえないために困ること(不便なこと)は、

換気扇や電子レンジの音、

電車のアナウンスなど、

普段使用するものの中に多くあるということです。

 

また、銀行のATMは、何かあった時に

電話でしか対応できないようになっているため、

苦労されたこともあるそうです。

 

その他、

日常生活のいろいろな場面で、

不便なことがあるということを知りました。

 

人とのコミュニケーションの障害は、

物理的な壁と心理的な壁があります。

 

どちらが壁を薄くできるか。

 

物理的な壁は薄くするのは難しいが、

心理的な壁は気持ち次第で

薄くできるのではないでしょうか。

fbimgp2279_2 講演をされている様子

 

学校のPTA役員選出時に、

司会のお母さんから順番を飛ばされて、

やる意思について聞かれなかったことがあったそうです。

 

とても悔しい体験から、

障がいをお持ちの方の考えもさまざまであり、

あれこれ周りが勝手に考えるのではなく、

本人がどうしたいのかを

聴くのが一番良い方法である

ということを学ばれました。

 

ヘルパーについては、

「東京都聴覚障害者連盟」と「NPO 共に生きる」の共催で、

聴覚障害者ヘルパー2級の

養成講座の開催を

2001(平成13)年12月から開始しています。

 

それまでは、ヘルパーの養成講座には

手話通訳士がいないため、

聴覚障害者は参加できませんでした。

 

しかし、

聴覚障害者ヘルパーの養成講座の5回の開催で、

 

なんと、、、

 

100人のろうヘルパーが誕生したそうです。

 

その後、ろうヘルパーの事業所を立ち上げるため、

実務を積んで介護福祉士の資格を取得されました。

 

事業所については、登録を断られたり、

ヘルパーの依頼が来なかったりしたそうですが、

「できることから」ということで、

デイサービスを

ボランティアで始められたとのことです。

 

現在は、NPO法人として申請中なのだそうです。

 

【手話を学び、実践】

 

実際に手話をやってみよう!

fbimgp2292_2 質問をする学生

 

ということで、

唯藤先生から手話を教えていただきました。

まずはあいさつです。

 

「おはよう」、「こんにちは」、「ありがとう」など、

動きの意味も交えて教えていただきました。

 

次に、「私の名前は○○○○です」

「あさっては12月14日(水)です」などの短文を

教えていただきました。

 

名前(固有名詞)や数字は、

50音と数字の対応表を用い、

一つ一つ表します。

 

学生は、自分の名前などが手話で表せるよう、

必死で練習しました。

 

出来ると達成感がわき、

皆、楽しく取り組んでいました。

 

【グループワーク・・・手話で質問する内容をリストアップ】

 

唯藤先生に手話を使用して質問をするため、

質問内容をグループでリストアップしました。

 

質問を数個挙げ、

それを手話で表現できるようにします。

 

fbimgp2285_2 手話の難しさも痛感!

 

ほとんどの生徒が手話の経験がないので、

唯藤先生や、手話を知っている

グループメンバーから教えてもらいました。

 

 

【各グループから、唯藤先生に手話で質問】

唯藤先生に、各グループ順番に、

手話で質問させていただきました。

 

「好きなことは何ですか」、「夢は何ですか」、

「好きな食べ物、嫌いな食べ物は何ですか」、

「リラックス方法を教えてください」、

などなど、、、

数多くの質問をし、答えていただきました。

 

【まとめのお話】

 

今後の夢について

「聞こえない高齢者のための介護事業所を立ち上げたい」と

これからも挑戦していく決意を感じさせる

お話をしていただきました。

 

聞こえないことがプラスになる、

手話で本音を引き出せる介護がしたい、

とも言われました。

 

今回の特別授業は、

障害のお持ちのご本人からの講義であり、

聴覚障害について理解を深めることができました。

 

また、実際に手話を教えていただき実践するという、

良い学びの機会となりました。

 

唯藤先生、貴重なご講義をありがとうございました。

 

 

日本福祉教育専門学校

\新しい介護の学びをあなたに/

介護福祉学科

http://www.nippku.ac.jp/faculty/13/

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