2019年6月厚生労働省より「社会福祉士・精神保健福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて」が発表されました。
通学部については2024年4月入学者より新カリキュラムが適用開始となります。
※重要※
特に大きな改定点として社会福祉士養成課程の実習時間の拡充(60時間増)があります。
社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格取得を目指される方は2022年4月入学をご検討ください。
詳しい内容につきましては、厚生労働省ホームページをご確認ください。
>>>令和元年度社会福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて
>>>精神保健福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて

**主な改訂点についてまとめました。**
社会福祉士養成課程
1. 養成カリキュラムの内容の充実
- 地域共生社会に関する科目の創設【地域福祉と包括的支援体制(60時間)】
- ソーシャルワーク機能を学ぶ科目の再構築
- 司法領域に関する教育内容の見直し及び時間数の拡充【刑事司法と福祉(30時間)】
2.実習及び演習の充実
- ソーシャルワーク機能を学ぶ科目の再構築【ソーシャルワーク演習(30時間)】【ソーシャルワーク演習(専門)(120時間)】
- ソーシャルワーク機能の実践能力を養う実習時間数の拡充【ソーシャルワーク実習(240時間)】
【現行カリキュラム】
1施設以上かつ180時間以上
【新カリキュラム】
2施設以上かつ240時間以上
- 実習時間の免除の実施
3.実習施設の範囲の見直し
4.共通科目の拡充
- 精神保健福祉士養成課程の教育内容との共通科目の拡充
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精神保健福祉士養成課程
1.養成カリキュラムの内容の充実
- 精神保健福祉士養成の中核を成す科目の創設【精神保健福祉の原理(60時間)】
- 精神保健福祉士の役割の変化に応じた科目の創設【刑事司法と福祉(30時間)】【地域福祉と包括的支援体制(60時間)】
- 精神障害者の保健及び福祉に関する指定科目、基礎科目の必修化
- ソーシャルワーク技術を学ぶ科目の再構築
- 就労支援に関する教育内容の充実
2.科目の再構築
- 「低所得者に対する支援と生活保護制度」の再構築
- 「保健医療サービス」の再構築
3.共通科目の充実
4.実習・演習の充実
- ソーシャルワーク技術を学ぶ科目の再構築
- 実習時間の免除の実施
- 実習演習担当教員の要件の見直し
5.実習施設の範囲の見直し
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