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【授業紹介】脳性マヒの作家・松兼功さんによる特別授業 介護福祉士学科

2016/06/23

作家活動をされておられる、

松兼功(まつかね・いさお)さんが介護福祉学科の

特別講師として来校されました。

 

皆さんこんにちは。

介護福祉学科教員の西村です。

 

生まれながらの脳性マヒによる四肢障害、

言語障害と向き合いながら、

作家活動をされておられる、

松兼功(まつかね・いさお)さんが特別講師として、

「障害のある方とのコミュニケーション」の内容に関連する講義のため、

ご来校してくださいました。

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松兼さんの生活について説明する西村先生

 

松兼さんは、介護福祉学科「コミュニケーション技術」担当している私が、

7,8年くらいからケア者として関わっている方で、

これまでたくさん松兼さんから人生哲学を学ばせていただきました。

ぜひこの体験を学生さんにも感じてほしいと思い、今回ご来校をお願いしました。

 

冒頭、松兼さんのとある一日を事前に取材し、

様々な福祉用具を使って生活をされている様子や

ビールをストローでゴクゴク飲んでいらっしゃる松兼さんの写真に、

学生さんはみんな、とても興味津々の様子でスライドに見入っていました。

 

美味しそうにビールを飲む松兼さん

美味しそうにビールを飲む松兼さん

 

ビールを飲んでご機嫌な写真に、

学生も思わず笑顔になります。

 

松兼さんと西村先生、素敵な笑顔♪

松兼さんと西村先生、素敵な笑顔♪

 

またパソコンのキーボードをななめに固定して、

鼻先でキーを打ち、文字を一文字一文字打って、

素敵な文章を紡ぎだされている様子に、

「ケアにおける工夫の重要性」を感じたのではないでしょうか。
後半は質疑応答の時間です。

鼻先でキーボードを打つきっかけは何ですか??

だいたい1冊を書きあげるのに、どのくらいの時間かかりますか??

ストローでお酒を飲むと、すぐに酔っぱらわないのですか??

 

たくさんの学生さんが積極的に挙手して、

直接、松兼さんに質問をされていました。

学生さんみんな、一生懸命に答えようとする松兼さんの声に

集中してよく聴くという、

コミュニケーションの基本を体現する時間にもなりました。

 

学生の質問にもユーモアのある回答をする松兼さん。さすが作家さんです!

学生の質問にもユーモアのある回答をする松兼さん。さすが作家さんです!

 

また、この日のケア者は長年松兼さんの

ケア者として関わられて吉田さんで、

吉田さんがまるで通訳のごとく、

聞き取りづらい松兼さんのおっしゃられる一言ひとことを理解され、

言葉にされておられる様子を見て、学生さんからは「スゴイ!」の感想もありました。

 

利用者さんとケア者の信頼関係はとても大切です

利用者さんとケア者の信頼関係はとても大切です

 

障害がある方とのコミュニケーション技術を学んでいる

介護福祉学科の2年生にとっては、

実際にどういうやり取りをして、意思疎通を図り、

ご自身の思いを表出されておられるかを

見ていただく良い機会となったのではないでしょうか。

 

また、介護の勉強を始めたばかりの1年生にとっては、

なかには初めて障害者を見る機会になった学生さんも

いたのではないでしょうか。

 

障害を持った方でも、施設ではなく在宅で、

ご自分らしく生活をされていらっしゃる姿は、

とても勉強になったのではないかと思います。

 

講義に集中する学生

講義に集中する学生

 

なお松兼さんは、学校に近い西武新宿線沿線に住んでおられるので、

ケア者アルバイトも大・大・大募集中です!!!

 

今後も本校では、

障害当事者の生の声が聴けるような機会がある授業を続けていきます!

 

日本福祉教育専門学校

\新しい介護の学びをあなたに/

介護福祉学科

http://www.nippku.ac.jp/faculty/13/