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【授業紹介】 “リラ・プレカリア(祈りのたて琴)”のディレクター キャロルさんをお招きし特別授業を行いました! 精神保健福祉士養成学科

2016/07/19

先日、“リラ・プレカリア(祈りのたて琴)”の

 

ディレクターであるキャロル・サックさんに

 

ゲスト講師として授業にいらして頂きました。

 

キャロルさんから貴重なお話を聞きました!

キャロルさんから貴重なお話を聞きました!

 

こんにちは!精神保健福祉士養成学科専任教員の小林です!

 

“リラ・プレカリア”はハープと歌によるターミナルケア、

グリーフケアの為の実践プログラムです。

“リア・プレカリア”はアメリカの音楽死生学をベースに作られたもので、

2年間の養成課程を修了した人たちが

ボランティアでホスピスや施設の病床にある方々、

また様々な理由で孤独感や精神的な痛みを

抱えている方を訪問し、ハープと歌による祈りを届けます。

 

優しい音色には癒しの効果があります

優しい音色には癒しの効果があります

 

キャロルさんは“リラ・プレカリア”プログラムの創設者でもあり、

東北の被災地でのこころのケア活動や

吉永小百合さんの原爆詩朗読会の伴奏を務めるなど、

全国各地で活動をしていらっしゃいます。

 

被災地での活動の様子を紹介してくださいました!

被災地での活動の様子を紹介してくださいました!

 

授業では、リラ・プレカリアの説明に続き、

ハープと歌による祈りの実演もして頂きました。

 

安らかな気持ちになります…

安らかな気持ちになります…

 

目を閉じて優しいハープの音色と歌声に耳を傾けていると、

心が安らかになり様々な思いが去来することを実感しました。

 

自然と涙がこぼれる学生さんや教員もいました。

 

キャロルさんのプレゼンテーションでは、

フランスのブルゴーニュ地方に560年以上前に作られ、

1971年まで利用されていた「神の宿」という村人たちのための

ホスピスも紹介されました。

 

この「神の宿」は現在は博物館となっていて多くの方が訪れるそうです。

 

リラ・プレカリアに影響を与えた施設の紹介

リラ・プレカリアに影響を与えた施設の紹介

 

リラ・プレカリアはこのフランスに古くから伝わる

ホスピスにも深く影響を受けたそうです。

このホスピスの創設者であるニコラ・ロランは、

「その国の良さを測る唯一の尺度は、

最も貧しい人が終末期にどのようなケアを受けるかである。」

と言っています。

“最も貧しく、死にゆく人”というのは、

その社会の経済から見れば最も役に立たない人、

最も価値のない人とみなされる方たちです。

この方たちの尊厳を心から尊重し大切にすることは、

経済のみを優先する価値観とは異なる価値観に

基づく社会を作っていくこと、

真に全ての人が尊重され排除のない社会を作っていくことだと思います。

それはまさにソーシャルワークが目指すことなのです。

 

ソーシャルワークは、目の前にいるおひとりおひとりに、

「あなたは生まれながらに、そのままで価値のある大切な存在」だ

ということをお伝えする実践です。

しかし、現場での実践活動では、

このメッセージを言葉だけで伝えることの限界を

私たちはしばしば感じます。

 

リア・プレカリアはこのメッセージを言葉ではなく、

ハープと歌を通して伝える活動です。

その意味で、リラ・プレカリアはソーシャルワークの

現場でも大変有用なものであると思います。

 

人は皆そのままで価値のある存在です!

人は皆そのままで価値のある存在です!

 

本日のキャロルさんのご講義は、

精神保健福祉士を目指す学生の

みなさんにとって多くの示唆を与えて下さるものでした。

 

精神保健福祉士養成学科では、

今後も様々な分野から特別講師を招き、

学生にとって糧となる授業を

行ってまいります!

 

日本福祉教育専門学校

 

精神保健福祉士養成学科(昼間部)

http://www.nippku.ac.jp/faculty/04/

精神保健福祉士養成科(夜間部)

トワイライトコース

http://www.nippku.ac.jp/faculty/17/

ナイトコース

http://www.nippku.ac.jp/faculty/05/