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【授業紹介】言語聴覚療法学科専任講師による『介護福祉士と医療的ケア』講義 介護福祉学科

2016/11/14

『介護福祉士と医療的ケア

 

摂食嚥下障害に正しく向き合うことが

 

できることを目指して』

 

特別授業を行いました!

 

介護福祉学科

 

今回の特別講義では、

食べられない状態になってしまっても

まだ改善する可能性がある人をそのままにしない、

介護福祉士に求められる医療的ケアについて

実際に杏林大学医学部付属病院で

摂食嚥下センター言語聴覚士として

活躍されていらっしゃる

当校言語聴覚療法学科学科長の中山先生より

講義をしていただきました。

 

【パワーポイントや動画を使い分かりやすく講義いただく中山先生】

授業内容は・・・

◆食べることの意味

生きる

そして

食べる

この2つは密接に関係しています。

QOLにおいては

移動能力よりも重要であると言えます。

 

ですから、例えベッドから動けない方でも、

食べることが出来れば

心身ともにストレスから解放され、

価値ある生活を遅れるようになります。

 

見た目で「食べられない」と判断せず

きちんと調べた上で

その人に合った安全な食事方法を

試してみることが大切です。

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現場を経験されている先生からの貴重な講義です!

 

◆嚥下障害とは

嚥下障害は

生命維持への脅威となります。

誤嚥から肺炎を引き起こしたり、

窒息により低酸素脳症となり

死に至ることもあります。

 

今では、

肺炎は死因の第3位です。

そして

肺炎の多くは高齢者の誤嚥性肺炎です

 

また、命を落とさなくても

食べる楽しみの喪失や低栄養や脱水を

引き起こします。

 

◆介護福祉士に求められる医療的ケア

①嚥下障害を発見できること

嚥下の特徴は、誤嚥してもむせません。

ですから、発見が難しいのです。

しかし肺炎になってから気づく、

それでは遅いですよね。

 

高齢で静かに食事をしている、、、

そんな利用者を見て、

 

もしかしたら?

 

と疑う気持ちを持つことが“早期発見”に繋がります。

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質問する学生

②精査の場につなげること

嚥下障害は内部障害です。

外から見ただけでは

分かりません。

 

嚥下障害への適切な対処は

言語聴覚士、看護士、医師による

精査が必ず必要です。

診断のためではなく、

その人に合った治療・訓練・指導を行うため

検査をする必要があります。

これは「治療的評価」と呼ばれるものです。

 

③チームアプローチが実践できること

介護福祉士、言語聴覚士、医師、看護士、、、

こうした利用者に関わる人の連携は

その人の生命に関わります。

 

自分のフィールドにおいては利用者を

よく観察し、適切な訓練を行い、

それを別のフィールドの担当者へ確実に

バトンタッチする。

 

このチームアプローチの中で、

どこか一人でも欠けると

それは一人に利用者の生命予後に影響してしまいます。

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分かりやすい講義で将来使える知識ばかりです!

 

④誤嚥、窒息への対処ができること

誤嚥や窒息に対処できる

知識や技術を身につけておくことが

非常に大切です。

嚥下障害に方に経口摂取を試みる、

それは誤嚥、窒息のリスクを高めるということでもあるのです。

対処法は1つのパターンとは限りません。

その人に合った対処法を

きちんと学習しておきましょう。

 

介護福祉士は、

利用者の機能・能力回復において

重要な一役を担っています。

 

誇りを持ってください。

 

と中山先生より

学生が将来福祉現場に出た際にも直結する、

大変有意義な講義をしていただきました。

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中山先生、ありがとうございました!

 

当校の介護福祉学科では、

学生にとって専門的な技術と知識を習得してもらえるよう

様々な授業を展開しています。

 

日本福祉教育専門学校

\ミライを支えるスペシャリストに/

介護福祉学科
http://www.nippku.ac.jp/faculty/13/