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【授業紹介】本校卒業生ゲスト講師による『介護サービスの現状』講義 介護福祉学科 特別授業

2015/12/07

介護福祉学科 2年生の授業にゲスト講師をお招きして

『介護サービスの現状』の特別授業を行いました!

◆今回お招きしたゲスト講師◆
講師:(写真左から) 生田 義和 先生、飯塚 倫弘 先生

生田 義和 先生
武蔵村山市 
アルカディア 指定居宅介護支援事業所にて
ケアマネージャーとしてご活躍中

飯塚 倫弘 先生
江戸川区 社会福祉法人にて
ケアマネージャー 兼 地域包括支援センター職員としてご活躍中
 

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飯塚先生、生田先生のお二人は

本校介護福祉学科の卒業生です!

本校卒業後、介護福祉士としてキャリアを積まれ、
現在はケアマネージャーとしてご活躍中のお2人ということで、
学生にとっても将来や現在の介護・福祉業界の実際を
よりリアルにイメージ出来る授業となりました。

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まずは生田先生の講義。

生田先生は、穏やかながら熱く、
そして生田先生も卒業生(先輩)ならではの親しみやすい講義を展開いただきました。

【内容】
●ご自身の経歴
本校卒業後~ケマネージャーになった経緯、現在のご活躍内容
特別養護老人ホーム~介護老人保健施設~居宅ケアマネージャー
介護老人保健施設勤務でのある経験が、介護職の価値観を変えたお話。

●介護職の価値観が変わった内容
・ご利用者様が持っている可能性をどうすれば広げられるか、
 その可能性を「考えながら働く」ようになったこと。

「考えること」
が介護福祉士にとって大切になることを、
ある利用者の事例をもとに解説。

・自分たちのアイデアや環境を提供することによって
 ご利用者様の可能性が広がることを体験し
 介護職の喜びを感じるようになった。

⇒やることはたくさんあるが、自分がどう楽しみ、
そして誇りを持って仕事が出来るか、それを発見するきっかけとなった。

●チームで働くこと
11年施設介護職を務め、管理職も担った経験から、
「チーム」が大切ということを実感した。

いかにチームで同じ想いや価値観を共有し、
共通の利用者に対してどう統一したケアができるか。

・他者の話を聞き、自分の思いも乗せていくことがチーム連携のポイントになる。
・管理職時代に、チームを束ねる大変さも楽しさも知った。

介護の仕事は、1人でやるものではなく、職場で連携してチームで働くのが特徴。
介護福祉士は、情報を共有し、常にご利用者様に合った支援を行うかが大切。

●利用者のことを知るということ

・利用者の方々が日頃どんな生活をしているか(今までの生き方、現在までの家族環境、趣味・嗜好、、、など)
・障害を持って生活するようになったばかりの時、
しばらくは受け入れられないのでは?

利用者は現実を受け入れ、乗り越えて生活をしている方々

利用者の生き方や生活を把握することで、
これからどんな生き方をしたいのか、どんな希望があるのかなどが見えてくる。
その方に合った支援を行うことが出来るようになる。

「その方のことを知ろうとする」

●今ある姿ではなく、その前の姿が利用者の本来の姿●

利用者の生き方を知り、本来の姿にスポットを当て、
その方の生き方が分かるとどのようにケアをしていけばいいかが分かってくる。

⇒一人ひとりの可能性にスポットを当てて介護を考え、どう寄り添っていくかが大切。


●15年介護の仕事を継続出来ている理由

「生田さんに会うのが楽しみだ」

というような一言を利用者に言われる度に、
励みになり、やっていて良かったと、やりがいを感じる。

これが支えにもなり、モチベーションにも繋がっている。

●在校生へのメッセージ

介護の仕事には、様々な職場環境がある。(変えることも出来る)

様々な職場環境があり、イメージと違う時があるかもしれない

⇒1つの職場で合わなければ、変えてみる。

1つの職場で判断しないで欲しい。
自分に合った介護ができる、チームで仕事ができる職場が必ずある。

経験は必ず次のステージに役に立つことを忘れず、

介護を楽しみながら笑顔キラキラで働いてほしい

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続いて飯塚先生による講義。

飯塚先生は、熱くてキレがあり、
卒業生(先輩)ならではの親しみやすい講義を展開いただきました。

ケアマネージャーと、地域包括支援センター職員という職を兼務されている
飯塚先生ならではの視点と、
現場・業界の最先端の状況や施設やサービスの現状についてなど
ご自身の体験や、地域包括支援センターのお仕事を
通して感じている意見も交えて分かりやすく、解説いただきました。


また、在校生へ向けて、介護・福祉分野(領域)に関するニュースには
早い段階から関心を持つようにした方が良い。

自分は学生時代は、それほど介護・福祉分野業界関係のニュースなどの
情報についてあまり関心を持たなかったが、
現場に出てからは知ることが大切さだということを知ります。

介護のプロとしてのプライドを持って相談に乗れるように
知るべきことは知っておくべき。

だから、皆さんは是非今の段階から興味を持つようにして欲しいと思います、
とのアドバイスをいただきながら、講義をいただきました。


【内容】
●介護サービスの種類・内容・役割
居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービスそれぞれの種類の説明と現状
デイサービスについての解説・現状

●特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームの違い
それぞれの施設の特徴、違いの解説
特別養護老人ホームの必要性と現状
介護老人保健施設の現状

●要介護認定とケアマネジメント
介護保険の解説(介護保険の現状と課題)
被保険者、要介護認定の解説(申請から認定までのプロセスや要件の解説など)
※介護士をやっていると身内・友人・知人から介護保険について聞かれる。
⇒答えられないのは介護のプロとして恥ずかしい思いをするから、知っておくことが大切。

●介護サービスの質の向上のために
措置から契約へ(措置制度から介護保険制度へ)
介護保険はまだまだ歴史が浅く、これからもっと改善が必要。

・介護の仕事が今以上に社会化し、日本全体でいかに皆でやっていくかが

今後重要になってくる

◆福祉専門職が持っているべき資質とは◆
・親切な人間であれ(仕事だけではなく、プライベートも)
・コミュニケーション能力は人並み以上を目指す
・病気や環境ではなく、人を見る視点を持つ。

●地域包括支援センターってどんな機能?
地域包括支援センターの解説と、行政との繋がりと役割などについて解説。
専門職の配置状況や、認知症地域支援推進員の解説。
新オレンジプランにおける、地域包括支援センターの役割など。

●地域包括ケアシステムってなんぞや?
地域包括ケアシステムの解説とその重要性について。
2025年に高齢者人口がピークを迎えるにあたりその役割や
近隣のつながりで介護保険以外の活動を活用し地域で支えていく必要性。
無関心を変え、過去の日本が行っていた地域で繋がるべき時が来ている
日本は先進国となり、個人の時代になったが、
ぜひ一人ひとりが地域で支え合う必要性を発信していって欲しい。

地域住民や、関係者の力を最大限に活用して、
高齢者を支える体制を構築していく必要がある。
(自治会、町会、民生委員、病院、警察、消防、
銀行、コンビニ、スーパー、カフェ、、、etc)

地域包括ケアシステムに、協力的な企業の紹介
※認知症カフェへの場所提供など


学生のみなさん、
先輩卒業生たちの頑張っている姿を目の当たりにした
今回の授業で得た気付き、広げられた視野、新たに知ったことやこれからの課題を胸に、
福祉現場から求められる介護福祉士となれるようこれからも頑張ってください!!

実際に福祉・介護の世界で活躍している先生による授業、
そして本校の卒業生という身近で活躍している方の講義を受けられることで、
普段授業で習っていることへの理解をさらに深めることができ
知識や気付きを得て、様々なポイントを身に付けることで将来に役立てられる
将来介護福祉士として活躍をしていくために、
学生たちにとっても貴重な学びの機会となりました。

本校では、今回の特別授業のように、様々なゲスト講師をお招きし、
より確かな知識と経験を身に付けていただく授業を多数行っております。

日本福祉教育専門学校
介護福祉学科
http://www.nippku.ac.jp/faculty/13/

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