2019/06/14
こんにちは。
日本福祉教育専門学校 入試・広報課です。
本日は言語聴覚士を目指している
言語聴覚療法学科1年生『言語発達障害概論』の
授業をレポートします。
この授業では、
これから言語発達障害を学んでいくにあたって
どのような障害の臨床があるのかについて、
導入的な学びを行います。
本日は、言語発達障害の中でも
小児の発達障害についての講義でした。
▼講義の様子
小児の発達障害は、
自閉症スペクトラム障害(ASD)
注意欠如多動性障害(ADHD)
学習障害(LD)
の3つに大きく分類されます。
この3つは人によっては重複することもあり、また、
障害の特性のあらわれ方も人によって異なります。
発達障害は、脳機能の障害等に起因することはわかっているものの
脳が機能障害を起こす理由までは明らかにはなっていないため、
発達障害と診断することの難しさがあり、また、
実際に診断を受ける方も多くはないため
発達障害により学業や交友関係に支障をきたすなどの
“二次障害”との関連性も高いと言われております。
また、「大人の発達障害」という言葉もあるように、
多くは成人になっても症状を持ち続けるため、
生涯続く障害・困難であることを念頭に、
障害とどう付き合って生活していくかを
支援することが言語聴覚士には求められます。
▼ASDの子どもには、ことばで伝えるのではなく、
視覚的に目で見てわかるように提示してあげる事例
小児の言語発達障害の臨床は、「発達障害」のほかにも
「知的障害」「発生発語器官の運動機能の障害」「吃音」「聴覚障害」があります。
まずは概要をつかんでから各論にわかれ、
さらに深い知識と臨床を学んでいきます。
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