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【コラム】1つでも0点を取ったら不合格!! “難しい”試験科目とは?|精神保健福祉士

2019/08/28

こんにちは。

日本福祉教育専門学校 入試・広報課です。

 

精神保健福祉士 国家試験2日間かけて全17科目

五肢択一のマークシート方式で全163問 (1問1答)、

4時間35分にわたって実施されます。

 

合格基準は問題の総得点の60%程度を基準として、

問題の難易度で補正した点数以上の得点を取る必要があります。

 

また、「60%程度」と合格基準にはありますが、

17科目(※合格基準の観点では16科目群)のうち、

1点も得点を取れなかった科目(群)が1つでも発生した場合は

総得点の60%以上を取っていても不合格になります!

 

つまり、全く手が出ない苦手科目(群)を1つでも持ってしまうと、

たとえそれ以外の全科目(群)で満点を取ったとしても、

ひとつの科目(群)で0点を取ってしまえばその時点で不合格‥

ということになってしまうのです。

 

 

これだけの科目数がある精神保健福祉士の試験で、

決して”0点科目”を出してはいけないということになりますが、

例年、学生たちが「苦手かも‥」と感じる科目には傾向があります

 

今回は、その科目となぜ苦手と感じるのかについてお伝えします。

 

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1.) 精神保健福祉士の試験概要

精神保健福祉士の試験科目は次の17科目です。

 

【共通科目】

1. 人体の構造と機能及び疾病

2. 心理学理論と心理的支援

3. 社会理論と社会システム

4. 現代社会と福祉

5. 地域福祉の理論と方法

6. 福祉行財政と福祉計画

7. 社会保障

8. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度

9. 低所得者に対する支援と生活保護制度

10. 保健医療サービス

11. 権利擁護と成年後見制度

 

【専門科目】

12. 精神疾患とその治療

13. 精神保健の課題と支援

14. 精神保健福祉・相談援助の基盤

15. 精神保健福祉の理論と相談援助の展開

16. 精神保健福祉に関する制度とサービス

17. 精神障害者の生活支援システム

 

 

なお、1から11までの【共通科目】というのは

社会福祉士の国家試験と共通の科目ということです。

 

試験は年1回、例年2月に2日間行われます。

1日目は【専門科目】の試験で、

試験時間は13:30~15:50の2時間20分

2日目は【共通科目】の試験で、

試験時間は10:00~12:15の2時間15分

となっております。

 

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2.) “馴染み”がない

上記の科目の中で、学生が苦手と感じる傾向のある科目は

下記の3つです。

 

・地域福祉の理論と方法

・福祉行財政と福祉計画

・社会保障

 

いずれも共通科目に配する科目です。

 

比較的、心理学系の学部・学科を卒業した方や、

メンタルヘルスやカウンセリングに興味のある方が多い

精神保健福祉士養成(学)科の学生たちにとっては、

今までの生活の中ではなかなか”馴染みのない”科目に

苦手を感じる傾向が見られます。

 

「地域福祉の理論と方法」については、

“コミュニティづくり”に関わる内容ですが、

そもそも経験をしたことがないとイメージもしづらく、

また、「福祉行財政」も、行政の現場にいなければ、

行政の専門用語や財政、行政事務について

初見ということも珍しくありません。

そして、「社会保障」についても、その言葉自体は

なんとなく聞いたことがあることは多いのですが、

障害年金や介護保険、国民健康保険などなど、

数多ある社会保障制度を具体的に最初から理解している方は多くありません。

 

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本校の精神保健福祉士養成(学)科

第1回の精神保健福祉士 国家試験から合格者を輩出しており、独自のノウハウを持っています。

学生がつまずくポイントも把握した上でカリキュラムを組み、試験対策を行うことで、

昼間コースも夜間コースも合格者数全国1位の実績を出し続けております。

 

また、本校は専門職人材の育成機関として、

精神保健福祉士の国家資格化を推し進めた

精神保健福祉士の”発祥の地”でもあり、

精神保健福祉士が国家資格になる前から、

同分野の専門職人材を育成しておりました。

 

そのため、他の専門学校とは一線を画し、

単に資格取得・就職をすることが目的ではなく、

臨床力のあるソーシャルワーカーを養成することを目的としております。

 

それはひとえに、卒業後に働くことになる医療・福祉の”現場”が、

マークシート方式の問題に答えられる人物を欲しているのではなく、

臨床力のある精神保健福祉士を求めているからにほかなりません。

 

 

大卒(見込み含む)以上の方が

精神保健福祉士の国家試験 受験資格を得るための

通学型 養成校は「1年制」と厚労省により定められております。

 

あなたも同じ”1年間”の学びであれば

資格を取得することはもちろん、

さらにその先にある”現場”に求められる人材となる

「礎 (いしずえ)」を身につけませんか。

 

国家資格取得はあくまでも、”きっかけ” (手段)です。

 

“なりたい”をあきらめずに、

自分と向き合うこの”1年間”をていねいに大切に過ごし、

“本来のじぶん”を取り戻しましょう。

 

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