【教員コラム】「支援って、何だろう」― 夜間部の最後の担当授業で、学生と一緒に考えた ―|社会福祉士養成科(夜間部)

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

今回は、社会福祉士養成科(夜間部)・専任教員 尾久先生のコラム㊳をご紹介いたします。

社会福祉士養成科の夜間部では、国家試験前に試験科目に該当する授業をすべて修了します。
そして国家試験の翌日から、残っている演習科目を集中的に履修していきます。

学生たちはグループに分かれ、さまざまなテーマの演習に取り組みます。
OBを含む非常勤講師や専任教員が、それぞれの実践の現場からの知見を持ち寄り、これから社会福祉士として旅立つ学生たちのための授業を組み立てています。

私もその演習を担当しました。
今年のテーマは「能登半島地震の被災地を巡った経験を共有し、支援とは何かを一緒に考える」というものです。

2025年度の夜間部の学生にとって、私の授業はこれが最後になります。
だからこそ、私自身も真摯に向き合いました。

ただし今回の演習では、「支援とはこういうものです」という答えを教えるつもりはありませんでした。
これから同じ社会福祉士として生きていく仲間として、同じ地平で静かに考える時間にしたいと思ったのです。

授業の最初にはチェックインの時間。
出席者全員に、今の気分を一言ずつ話してもらいました。

仕事と通学の両立に疲れたという声。
就職に悩んでいるという声。
率直な言葉が教室に広がりました。

前半は質問タイム。
国際ソーシャルワークとは何か、今年の国家試験をどう感じたかなど、ざっくばらんなやり取りが続きます。

その後、能登の被災地で見た風景をレポートしながら、写真や動画を一緒に見てもらいました。

町の人たちがみんなで育てたバラ園。
仮設住宅群。
海面が4メートル隆起した海岸。
大切にされている畑。
学生ボランティアが作ったベンチ。

その風景を前に、学生たちと「支援とは何か」を考えました。

最後はチェックアウト。
もう一度、全員から一言ずつ。

学校生活への感謝。
災害支援の経験。
能登への思い。
これからの実践への不安。

そして、ひとりの学生がぽつりと言いました。
「これで学校が終わったって感じ」

来週には学生生活の総仕上げとなる実習発表会があります。
でも、私が授業として皆さんに伝えられる時間は、今日が最後です。

私自身も社会福祉士になってから、失敗したり、反省したり、悩んだりしてきました。
社会福祉士の仕事は、きっとこれからが本当のスタートです。

夜間部の演習は、そんな問いを学生と共有する時間でもあります。
それぞれの現場で、皆さんがどんな社会福祉士になっていくのか。私も楽しみにしています。

社会福祉士養成科(夜間部)の学科ページはこちらから

(執筆/尾久陽子先生:社会福祉士・行政書士・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー)

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