【教員コラム】卒業生も、今度こそ合格だ!|社会福祉士養成科(夜間部)

【教員コラム】卒業生も、今度こそ合格だ!

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

今回は、社会福祉士養成科(夜間部)・専任教員 尾久先生のコラム53をご紹介いたします。

卒業生が学校に来てくれました。
残念ながら、昨年度の社会福祉士国家試験では合格に届かなかった卒業生です。

社会福祉士国家試験は、新カリキュラムになって出題のあり方も変わりました。
私が受験した頃は、制度や機関について「どこが、何をするのか」を覚えることが、かなり重要でした。
もちろん今も基礎知識は必要です。でも、それだけではない。

「この場面で、どう連携する?」
「どう協働する?」
「社会福祉士として、どう考える?」

そんなソーシャルワークの視点が、より問われる試験になったと感じています。

そして、学校を卒業してからの再受験は大変です。
何より科目数が多い。仕事も生活もある。学校に通っていた頃のように、毎日決まった時間に授業があるわけでもありません。法改正だってあります。

「去年、合格していたらなあ……」
卒業生から、そんな悔しさもこぼれました。

すると、片桐学科長。
「一生勉強です」

そうなんですよね。
社会福祉士は、国家試験に合格したら勉強が終わる仕事ではありません。
制度は変わる。社会も変わる。そして、出会う人は一人ひとり違う。
社会福祉士になってからも、学び続けることになる。

だったら、この一年もきっと無駄にはならない。
それでもまずは、今度こそ合格しよう!

そこから片桐先生も加わって、急きょ国家試験反省会が始まりました。
問題をどう読むか。
選択肢のどこを見るか。
どう考えて正解にたどり着くか。
試験問題を解くコツが、次々と伝授されます。

そして帰り際、渡されたお土産は昨年度の国家試験問題のプリント。卒業生もちょっと、じーん。

ところが、そのプリント。
ホチキスで留めてあるだけではなく、きれいにパンチで穴まで開いていました。

片桐先生が言います。
「わかる? パンチで穴が開いてるの」

はて、その心は。
「ファイリング、してね」

そうです。社会福祉士国家試験は、なんせ19科目。教材も、問題も、資料も、どんどん増えます。整理も受験対策のうちなのである(笑)。

「問題を解いたら、また来てね」
今度こそ合格しよう。

固く約束をして卒業生を見送り、私は再び、在校生たちが受けている前期単位認定試験2日目の試験監督へ向かいました。

卒業生も、在校生も。そして、私たち教員も。一生勉強です。

でも、まずは国家試験。さあ、みんな。全員合格だ!

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(執筆/尾久陽子先生:社会福祉士・行政書士・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー)

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