【教員コラム】最初に取った国家資格は、保育士でした|社会福祉士養成科(夜間部)

【教員コラム】最初に取った国家資格は、保育士でした

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

今回は、社会福祉士養成科(夜間部)・専任教員 尾久先生のコラム㊷をご紹介いたします。

私が最初に取った国家資格は、保育士でした。社会福祉士でも、行政書士でもありません。保育士です。

独学で勉強を始め、3年かけて合格しました。「エリザベス救貧法」など、それまで聞いたこともなかった言葉を覚えていくのは、思っていた以上に大変でした。合格したときは、本当に嬉しかったです。

子どものために働きたい。そう思っていました。
でも、資格を取ることと、現場に立つことは、まったく別の話だったのです。

当時の私は、「支援する仕事」にばかり目が向いていて、現場がどんな場所なのかを、頭の中でしか知りませんでした。さらには、自分は勉強して資格者になったのだ!という少し天狗のような気持ちがありました。せっかく取った資格なのだから、「資格を活かさないと損」そんな考えがありました。

しかし、実際に足を踏み入れてみると、思い描いていた景色とは違うものです。地道な仕事の積み重ねの中に、支援の本質があることが、その時の私にはまだ見えていませんでした。

結局、保育士の道には進み(進め)ませんでした。挫折だった、と、長い間思っていました。

でも今、社会福祉士養成科の教員として学生と向き合っていると、あの時の経験が静かに役立っていることに気づきます。うまくいかなかった経験、見えていなかったもの、それらが今の私の言葉に混ざっているように感じる時があります。

「向いているかどうかは、やってみないとわからない」

これは学生によく言う言葉ですが、実は自分自身に言い聞かせてきた言葉でもあります。

資格はゴールではなく、入口です。そして入口に立ってみて初めて見えてくるものが、必ずあります。

夜間部には、すでに豊かな経験を持つ方が集まっています。うまくいった経験も、そうでなかった経験も、全部持ち寄って、ここから始められる場所です。

そんな話を、オープンキャンパスでもしています。ぜひ一度、会いに来てください。

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(執筆/尾久陽子先生:社会福祉士・行政書士・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー)

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