GW明けは要注意!「五月病」の予防と対策

2023/05/15

精神疾患

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたか?

GW連休が終わって、仕事や学校が再開される5月上旬は、「仕事に行きたくない…」や「学校が始まってつらい…」と連休明けのストレスを感じる人が多くなります。

4月に就職・進学・異動など新しい環境になり、緊張や不安からストレスを感じたりする5月。五月病はその「ストレス」が大きく関わっています。

2018年に全国20代~50代の有識者1000名を対象に『ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査』のうち、年代別で最も多かったと回答したのは男性30代、女性20代という結果が出ているそうです。

なかでも自分を追い込みやすく、ストレスを感じやすい方の特徴を下記にまとめます。

  • 正義感や義務感が強くて、手が抜けない
  • 仕事熱心でプライベートを犠牲にしがち
  • 完璧主義でミスを許せない
  • 周囲に気を遣いすぎて、自分をあまり大切に扱わない

連休明けに心の調子を崩して医療機関を受診した場合、「五月病」と診断名がつくことはなく、実際に診断がつく場合は、「適応障害」もしくは「うつ病」とされることが多いでしょう。

「適応障害」

新しい環境に適応できないことがストレスになり、心身に影響が表れて日常生活に

支障が出ている状態=環境へのストレス

「うつ病」

脳の機能低下により心身に影響が出て、身体症状や精神症状が出ている状態。

  =脳の機能低下

自分で判断するのは難しいので、いずれにしても不調を感じたら早めに医療機関に相談することがおすすめです。

五月病を予防するには、自分のストレスを把握して、その悩みを言葉にする、そして自分ができることを探してストレスの原因を対処することがよいと言われています。

つまり自分に合ったストレス発散法を持っておくことが大切です。

  • 友人や家族、同僚など悩みを話せる相手と会話をする機会を増やす
  • 適度な運動で体を動かしてリフレッシュする。
  • バランスのよい食事を心掛けて、おいしい食事を楽しむ時間を持つ。
  • 早寝早起きを心がけて、生活のリズムを整える。

「自分だけでは心身の不調に対処できない…」と感じたら、迷わずに周りの人に相談してください。信頼できる上司や先生、同僚やクラスメイトなどに話してみることで気持ちが楽になることがあります。

それでも、どんな些細なことでも今までと何かが違うと感じたら、無理せず心療内科・精神科の専門医に相談することをおすすめします。症状が悪化する前に適切な治療を受けることで、解決方法が見えてくるかもしれません。

・気分が落ち込み

・仕事や勉強への意欲がなくなる

・集中力がなくなる

・疲れやすくなる

・寝つきや寝起きが悪くなる

・食欲がない

・動悸がする

・めまいがする

GW連休明けの体調はいかがしょうか?こんなときには五月病の兆しかも?!

無理せずストレス発散を心掛けてくださいね。

※こちらの記事は入学検討者向けに掲載しているため、簡易的な説明となっております。
転載・流用はご遠慮ください。

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