【在学生インタビュー】支援の姿勢を学び、自分のこれからを見つめ直せる環境|社会福祉士養成学科(昼間部)
40代主婦。金融機関で事務職として18年間勤務。子育て中に抱いた「子どもたちの支援がしたい」という思いから、社会福祉士を目指す。現在は3人の子どもを育てながら学んでいる。

Q1:社会福祉士を目指したきっかけを教えてください。
長く金融機関で働いてきましたが、子どもを育てるなかで、虐待や貧困といった子どもに関するニュースに自然と目が向くようになりました。自分ではどうにもできない環境の中で、力を発揮できずにいる子どもたちを見る度に、「私にも何かできることがあるのではないか」と考えるようになりました。最初は、子育てが一段落した後でもよいと思っていました。ですが、自分の中で「やってみたい」という気持ちが強くなり、今のタイミングで挑戦することに決めました。
Q2:学校選びの際、日福を選んだ理由は?
通学のしやすさと、合格率の高さが大きかったです。育児との両立を考えると、通学時間の負担は少ないほうがよいと思い、自宅から無理なく通えることを重視しました。また、合格率が毎年ほぼ100%に近いことも魅力でしたね。しっかりと学べる体制が整っていると感じたことが、決め手のひとつです。
加えて、毎年クラスが定員近くまで埋まっていると聞いたことも、良いと思いました。せっかく通学するのなら、同級生とつながりを持ち、刺激を受けながら学びたいという気持ちがあったからです。
Q3:入学してみて、特に印象的な取り組みや学びはありますか?
入学前は、資格取得のために学ぶ予備校のような授業を想像していました。しかし実際には「社会福祉士としてどう働き、どう生きるか」を考える授業が多く、良い意味でギャップがありました。特に印象に残っているのは、入学して最初の頃の「過去問はまだ解かなくていい。まずはソーシャルワークの考え方に染まってほしい」という先生の言葉です。支援の成り立ちといった根本的な部分から教えていただけることで、知識だけでなく、支援する姿勢や価値観にも目を向けられるようになりました。
特に印象的だった取り組みは、実習指導の授業で取り組んだ「想いの実現シート」です。自分の将来像や志望理由を、グループワークを通じて言語化し、仲間と共有するという内容です。「この1カ月で何をするか」といった短期目標まで具体的に落とし込むことで、自分の考えを形にする習慣がついたと思います。自分一人では曖昧になりがちな将来のことも、授業の中で言葉にし、人に伝える経験を積むことで、少しずつ軸が定まってきました。

Q4:クラスの雰囲気はいかがですか?
年齢層は幅広く、再進学の方や子育て中の方も多く在籍しています。はじめは年齢の違いに少し不安を感じていましたが、入学後すぐのオリエンテーションで先生が「子育て中の方同士で少しお話しませんか」と声をかけてくださり、自然とつながりが生まれました。
授業の合間に情報交換をしたり、ランチを共にする中で、学びに向き合う姿勢や生活の工夫など、共感できる話題も多く、励まし合える関係が築けています。有志で飲み会が開かれることもあり、交流の機会は多くあります。年齢や立場に関係なく、同じ目標に向かう仲間に出会えたのは、通学ならではの良さだと感じていますね。
Q5:子育てとの両立や学校のサポート体制について教えてください。
子育てと学業の両立には不安もありましたが、困ったときにすぐ相談できる環境があることは、大きな安心につながっています。授業前後やお昼休みには、担任の先生がこまめに声をかけてくださり、困ったことがあればすぐに相談できる雰囲気があります。
また、ノートテイク制度があり、体調不良や家庭の事情でやむを得ず欠席した際には、クラスメイトからレジュメを共有してもらえるのも安心要素のひとつです。「何かあれば頼っていい」と思えることは、日々の学びを続けるうえでとても大きな支えです。
Q6:入学を考えている方へ、メッセージをお願いします。
子育てや仕事で忙しく過ごしていると、「今さら勉強を始めるのは難しいのでは」と感じる方もいるかもしれません。ですが、実際に学び始めてみると、1年間という限られた時間であっても、自分自身と深く向き合える貴重な時間になると実感しています。
日本福祉教育専門学校には、年齢や経歴に関係なく、互いを尊重しながら学び合える空気があります。同じように社会に対して何か役立ちたいという思いを持っている方にとって、きっと意味のある学びの時間になると思います。


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