言語聴覚士

【卒業生インタビュー】俳優から言語聴覚士へ。異業種からの転身が、“人と関わる仕事”として花ひらいた。|言語聴覚療法学科

千葉慧さん
言語聴覚療法学科 (2025年3月卒業)

年齢:32歳
日本福祉教育専門学校入学前の最終学歴:桜美林大学 総合文化学群 演劇専修
日本福祉教育専門学校入学前の職歴:俳優
日本福祉教育専門学校卒業後の勤務先:公益社団法人 発達協会

千葉慧さんの写真

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は、言語聴覚療法学科(昼間部)の卒業生インタビューをご紹介いたします。

Q1:現在のお仕事内容や職場について教えてください。

発達に遅れのあるお子さんを対象に、療育支援を行っています。
内容は幅広く、一緒に身体を動かす活動や机上課題、食事や着替え等の生活指導も含まれます。

「言語聴覚士=ことばの専門家」というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、言葉の理解、表出はお子さんによって様々です。当然「言っても分からない」という場面は多発します。
実際には子どもに関わること全般に取り組むような感覚です。

Q2:今の職場に決めた理由を教えてください。

小児分野で働きたいという思いがあり、クリニックや児童発達支援など、いくつかの施設に応募しました。

ただ、新卒採用を行っているところが少なく、国家試験後まで就職活動が続きました。

そんな中、言語聴覚士が複数在籍していて、新卒でも受け入れてくれるという条件に合致したのが今の職場でした。

学校で開催された就職説明会で興味を持ったのが、応募のきっかけです。

Q3:資格を取得するメリットや、資格・仕事の魅力を教えてください。

理学療法士や作業療法士に比べて、言語聴覚士の数はまだまだ少ないため、求人は豊富にあります。

また、リハビリ職全般に共通することですが、「できなかったことができるようになる」その瞬間に立ち会えることは、大きなやりがいです。

小児領域では、保護者の方に「ありがとう」と声をかけていただけることも多く、自分の関わりが誰かの役に立てたと実感できる仕事だと感じています。

Q4:資格取得を目指したきっかけを教えてください。

「人と話すことを仕事にしたい」という思いと、きちんと資格を取って、安定的に長く続けられる仕事をしたいと考えたことがきっかけです。
その中で、言語聴覚士という職業に出会いました。

Q5:日本福祉教育専門学校を選んだ理由を教えてください。

国家試験を受ける際に、模試の成績や選抜の必要がなく、カリキュラムをきちんとこなせば全員が国家試験を受験できるという点に安心感を持ちました。

また、日々の通学を想像したときに、「ここなら毎日通いやすそう」と自然に感じたのも理由のひとつです。

Q6:通学時代の思い出を教えてください。

約10年ぶりに「学割」を活用して、カラオケや映画を楽しみました。
放課後は、その日の授業で分からなかったことを、クラスメイトと相談し合うのが日課でした。
「この分野ならこの人が詳しい」「この説明はあの人が分かりやすい」など、みんなの得意分野を活かして助け合える雰囲気があって、いろいろ話しているうちに自然と理解が深まっていきました。
毎日たくさんの人と話していたのが、良い思い出です。

Q7:入学を検討されている方へメッセージをお願いします。

勉強は正直、かなり大変です。週2回以上のアルバイトを入れると、体力的に厳しいと思います。
しっかり2年間は「学校に集中する」と覚悟を決めた方がいいです。

また、なんでも一人で頑張ろうとするより、わからないことは仲間に聞く、自分がわかったことは教えるというやり取りを、日常の中で積み重ねることが大切です。

その「雑談力」「質問力」「説明力」は、実はそのまま仕事のスキルとして活きてきます。ぜひ、人との関わりを大切にしながら学びを深めてください。

千葉さん、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。
これからの挑戦に心からエールを送ります。頑張ってください!

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