【卒業生インタビュー】「聞こえない」からこそ見えた就労支援のリアル:元理系大学院生、T.O.さんが語る福祉の魅力|社会福祉士養成科(夜間部)
年齢:24歳
日本福祉教育専門学校入学前の職歴:理系大学院を中退後、フリーターを経て福祉の道へ。
研究職や公務員なども検討したが、「人の暮らしに寄り添う仕事がしたい」との思いから転身。
日本福祉教育専門学校卒業後の勤務先:株式会社ゼネラルパートナーズの就労移行支援事業所atGPジョブトレ大手町 相談支援員
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は、社会福祉士養成科(夜間部)の卒業生インタビューをご紹介いたします。
Q1:日本福祉教育専門学校そして、所属学科に入ろうとされた経緯をお教えください。
大学院では研究者を目指していましたが、人間関係や自分の適性に悩み、思い切って半年で中退することに。
目指す方向を見失い、模索の中でたどり着いたのが「福祉」でした。
きっかけは、大学時代に入った手話サークルで出会った聴覚障害のある先輩との交流。
その出会いが、自分の中に「聞こえない人の世界を知りたい」「もっと深く関わりたい」という気持ちを芽生えさせてくれました。

大学の障害学生支援室での活動や、障害のある方が直面する困難について学ぶうちに、「自分の人生をかけて向き合いたい分野はここだ」と思うように。そして、「誰もが自己実現できる社会をつくりたい」という思いが、社会福祉士を目指す背中を押してくれました。
Q2:実際に日本福祉教育専門学校での授業や実習、学びなどはいかがでしたか?
福祉の専門学校での学びは、とにかく楽しく、刺激的でした。自分の意志で「ここで学びたい」と思って入学したからこそ、日々の授業や実習にも自然と熱が入りました。
実習先では、現場で働く方々の言葉や振る舞いの一つひとつに心を動かされ、「自分もこういう支援者になりたい」と強く思いました。特に印象に残っているのは、ミニテストや授業の中で教えてもらった“周辺知識”の数々。単に試験のためだけではなく、現場で役立つ考え方や視点が身についたことが、今の仕事に確実に生きています。
Q3:現在のお仕事内容や職場について教えてください。
株式会社ゼネラルパートナーズの就労移行支援事業所atGPジョブトレ大手町にて、相談支援員を務めています。
atGPジョブトレ大手町は、聴覚障害コースと発達障害コースを併せ持つ就労移行支援事業所で、それぞれの障害に特化した研修を実施しています。利用者の皆さんと自分らしく働ける職場を一緒に考え、皆さんご自身に適した就職を目指されています。
私はそこで、一部の研修を担当し、利用者さんとの面談を行っています。また、特に全国的にも数少ない聴覚障害専門コースを周知するための広報活動に注力して取り組んでいます。

Q4:今後、日本福祉教育専門学校への入学を検討したり、同じように国家試験に向けて頑張る後輩たちへ自由にメッセージをお願いします。
この仕事を通じて、改めて「社会福祉士という資格は、ただの“肩書き”ではなく、“誰かの人生を動かす力”になる」と感じています。
これからも、自分の中の“関心”や“違和感”を大切にしながら、多様な障害特性や背景を持つ方々に寄り添い、「誰もが自分らしく働ける社会」に近づけていきたいです。
T.O.さん、貴重なお話を共有いただき本当にありがとうございました。
今後のますますのご活躍をお祈りしています!
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