【卒業生インタビュー】日福で身につけた「自ら学ぶ姿勢」が現場でも活きている|言語聴覚療法学科
入学前:社会福祉系公益団体
就職先:地方独立行政法人東京都立病院機構
上智大学文学部卒業後に社会福祉系公益団体で約4年勤務。その後、日本福祉教育専門学校の言語聴覚療法学科で学ぶ。現在は東京都立小児総合医療センターにてリハビリテーション科言語聴覚士として勤務している。

Q1:言語聴覚士を目指したきっかけを教えてください。
大学でジャーナリズム、特に社会問題の報道について学んでいたのですが、助けを求める人たちに、間接的な関わり方ではなく、もっと直接的に関わりが持てる仕事に就きたいと思うようになりました。きっかけは、知的障がいのあるお子さんが地域と交流する放課後デイサービスでアルバイトをし、障がいのある方々のQOL向上に関わる職に興味を持ったことも大きいです。
大学を卒業して、社会福祉推進団体の総合職として、関係施策に関する広報や研修の仕事をしていましたが、コロナ禍にも差し掛かり、色々と考えていく中で、次第に自分自身がもっと専門性を持ってキャリアを重ねたいと考えるようになりました。
Q2:学校選びの際、日福を選んだ理由は?
その中で、いずれは小児の言語発達に関わりたいと思うようになり、言語聴覚士の資格取得をするために日福に入学することにしました。日福に決めた理由は、費用面が魅力的で、また他校に比べ自宅からアクセスしやすかったことが大きいです。オープンキャンパスで対象となる支援制度を詳しく紹介していただいたこともありがたかったです。具体的なカリキュラムを提示いただきながら2年間みっちり勉強する必要があると繰り返し説明いただけたことで、覚悟を持って入学を決めることができました。

Q3:学びが仕事につながっていると感じる場面はありますか?
卒業後、現在の職場になりますが、高度な医療的ケアが必要なお子さんや早産・低出生体重児等に介入し、哺乳、摂食、嚥下や言語発達、発音の指導をしています。言語聴覚療法のなかでもとても専門的な領域で、学校の授業で触れたことのない症例に出会うことも多く、日々自主的に勉強し、職種内外で話し合いながら対応しています。日福では、自身やグループの考えを調べてまとめる授業が多くあったので、自ら学ぼうとする、わからないことは先生方に積極的に質問しにいく姿勢を自然と身に着けることができたと思います。
また、年代や人生経験が多様なクラスメートと密に交流できた経験が、臨床でさまざまなバックグラウンドをお持ちの患者さんやご家族、他職種の方と関わる際に活きていると感じています。当時の仲間とは今でも交流があって、同年代の友人とは今でも月に1度は近況報告や情報交換をしています。
Q4:入学を考えている方へ、メッセージをお願いします。
医療の場で専門職として働くことは、プレッシャーが強く心身ともに疲労することも多いと思いますが、それ以上に喜びややりがいが大きいです。まだまだ経験は浅いですが、思い切ってキャリアチェンジして良かったと思っています。言語聴覚士が対象とする摂食・嚥下やコミュニケーションの障がいは、ご本人や関わる方たちの人生の楽しみにつながります。当事者の考えや気持ちを想像し、尊重したいと思っている方に、ぜひ仲間になっていただけたら嬉しいです。


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