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【授業紹介】本校卒業生ゲスト講師による『介護サービスの現状』講義 介護福祉学科 特別授業

2014/12/05

介護福祉学科 2年生の授業にゲスト講師をお招きして

『介護サービスの現状』の特別授業を行いました!


◆今回お招きしたゲスト講師◆
講師:(写真左から) 飯塚 倫弘 先生、生田 義和 先生


飯塚 倫弘 先生
江戸川区 社会福祉法人にて
ケアマネージャー 兼 地域包括支援センター職員としてご活躍中


生田 義和 先生
武蔵村山市 
アルカディア 指定居宅介護支援事業所にて
ケアマネージャーとしてご活躍中

【本校介護福祉学科卒業生のお二人】

飯塚先生、生田先生のお二人は

本校介護福祉学科の卒業生

なんです!

本校卒業後、介護福祉士としてキャリアを積まれ、
現在はケアマネージャーとしてご活躍中のお2人ということで、
学生にとっても将来や現在の介護・福祉業界の実際を
よりリアルにイメージ出来る授業となりました。


まずは、飯塚先生による講義。

飯塚先生は、熱くてキレがあり、
卒業生(先輩)ならではの親しみやすい講義を展開いただきました。

ケアマネージャーと、地域包括支援センター職員という職を兼務されている
飯塚先生ならではの視点と、
現場・業界の最先端の状況や施設やサービスの現状についてなど
ご自身の体験を通したご意見も交えて分かりやすく、熱く解説いただきました。


学生たちに対しては、
全ての情報を覚えきるのは難しいが、
大切なポイントはしっかりおさえることが重要。

そして、介護・福祉分野(領域)に関するニュースには
早い段階から関心を持つようにした方が良い。

自分は学生時代は、それほど介護・福祉分野業界関係のニュースなどの
情報についてあまり関心を持たなかったが、
現場に出てからは知ることが大切さだということを知ります。

介護のプロとしてのプライドを持って相談に乗れるように
知るべきことは知っておくべき。

だから、皆さんは是非今の段階から興味を持つようにして欲しいと思います、
とのアドバイスをいただきながら、講義をいただきました。


【内容】
●介護サービスの種類・内容・役割
居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービスそれぞれの種類の説明と現状
デイサービスについての解説・現状

●要介護認定とケアマネジメント
介護保険の解説(介護保険の現状と課題)
被保険者、要介護認定の解説(申請から認定までのプロセスや要件の解説など)
※介護士をやっていると身内・友人・知人から介護保険について聞かれる。
⇒答えられないのは介護のプロとして恥ずかしい思いをするから、知っておくことが大切。

●介護サービスの質の向上のために
措置から契約へ(措置制度から介護保険制度へ)
介護保険はまだまだ歴史が浅く、これからもっと改善が必要。

●特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームの違い
それぞれの施設の特徴、違いの解説
特別養護老人ホームの必要性と現状
介護老人保健施設の現状

●地域包括ケアシステムの構築について
地域包括ケアシステムの解説とその重要性について
2025年に高齢者人口がピークを迎えるにあたりその役割や
近隣のつながりで介護保険以外の活動を活用し地域で支えていく必要性。
⇒無関心を変える時が来ている


【熱くキレがあり、わかりやすい講義を展開する飯塚先生】

続いて生田先生の講義。

生田先生は、穏やかながら熱く、
そして生田先生も卒業生(先輩)ならではの親しみやすい講義を展開いただきました。

【内容】
●ご自身の経歴
本校卒業後~ケマネージャーになった経緯、現在のご活躍内容
特別養護老人ホーム~介護老人保健施設~居宅ケアマネージャー
介護老人保健施設勤務でのある経験が、介護職の価値観を変えたお話。

●介護職の価値観が変わった内容
・ご利用者様が持っている可能性をどうすれば広げられるか、
 その可能性を考えながら働くようになったこと。

・自分たちのアイデアや環境を提供することによって
 ご利用者様の可能性が広がることを体験し
 介護職の喜びを感じるようになった。


⇒やることはたくさんあるが、自分がどう楽しみ、そして誇りを持って仕事が出来るか、
それを発見するきっかけとなった。

●学生たちに、ご利用者のこと、自分が障害を持つ身になったことを想像してもらうワーク
・ご利用者の方々が日頃どんな生活をしているか(今までの生き方、現在までの家族環境、趣味・嗜好、、、など)
・もし自分が明日から障害を持って生活するようになったら
しばらくは受け入れられないのでは?

ご利用者様は現実を受け入れ、乗り越えて生活をしている方々

ご利用者様の生き方や生活を把握することで、
これからどんな生き方をしたいのか、どんな希望があるのかなどが見えてくる。
その方に合った支援を行うことが出来るようになる。

「その方のことを知ろうとする」
そのためには歩み寄り、距離を縮めることを意識することが大切

介護職は
「心と心の繋がりのお仕事」
歩み寄ることで、距離が縮まる。

●介護福祉士の仕事の特徴
・様々な職場環境がある。(変えることも出来る)
様々な職場環境があり、イメージと違う時があるかもしれない
⇒1つの職場で合わなければ、変えてみる。
1つの職場で判断しないで欲しい。


●1番嬉しく、励みになる言葉

「あなたで良かった」

この一言をご利用者様に言われた時が、介護職を行っていてもっとも嬉しく、
励みになり、やっていて良かったと思える瞬間。

●チームで働く
1人でやるものではない。
職場で連携してチームで働くのも特徴。
情報を共有し、常にご利用者様に合った支援を行う。

●メッセージ
日本福祉教育専門学校・介護福祉学科で学んだことを活かして
一人でも多くのご利用者様から

笑顔で「ありがとう」

と言われる活躍ができるように頑張ってください!

●アドバイス
卒業して現場に出ても、縦と横の繋がりは大きいものです。
同級生や先輩・後輩と互いに情報交換や相談ができたり、刺激し合えます。
それが人生を左右することもあります。
自分は今も定期的に学校に来て卒業生と交流したりしています。
是非、卒業後もたくさんの人と交流を持ってください。

【穏やかながら熱く講義を展開する生田先生】

【質疑・応答】
Q)
介護福祉士の専門性とは、お2人のご意見を教えてください。

A)
生田先生
◆ご利用者様の生きがいをどれだけ広げられるか◆

リハビリという意味ではなく、いかに可能性を広げ楽しい生活を送れるようにできるか
その実現を支援する専門職

飯塚先生
◆エンターテイナーであれ◆
と思います。楽しく生活してもらうには、やっぱり明るく楽しく楽しませることが大切。

◆根拠に基づくべきである◆
論理的に幸福を支援する。(身体的・精神的メカニズムを根拠にご利用者様の状況を照らし合わせるなど)


【参加した学生の感想(一部抜粋)】
●授業では理解することができなかった部分を、今回のお話で理解できました。

「介護福祉士」としてプライドを持つ」という言葉がとても響きました。

●実体験をお話いただいたので、学校で勉強できないこと、見えない知識と経験を知ることができました

●「あなたで良かった」と言われる介護福祉士になりたいと思いました。

力強い言葉に、介護職の希望を感じました。生の言葉はとても心に響きました。

●「歩み寄る」という言葉を心に止めて忘れないようにしたいと思います。

●さすが、現場の生の声は迫力があり、引き込まれました。

●現実に起きていること、今後起こるのではないかということも聞けて自分の視野が広がりました。

●今、学生の自分には分からない現場の話を聞くことが出来たりと貴重な時間でした。

などなど、心に響いた感想がたくさんの学生達から寄せられました。



学生のみなさん、

先輩の卒業生たちの頑張っている姿を目の当たりにした今回の授業で得た気付き、
広げられた視野、新たに知ったことやこれからの課題を胸に、
福祉現場から求められる介護福祉士となれるようこれからも頑張ってください!!


実際に福祉・介護の世界で活躍している先生による授業、
そして本校の卒業生という身近で活躍している方の講義を受けられることで、
普段授業で習っていることへの理解をさらに深めることができ
知識や気付きを得て、様々なポイントを身に付けることで将来に役立てられる
将来ハイレベルな介護福祉士として活躍をしていくために、
学生たちにとっても貴重な学びの機会となりました。

本校では、様々なゲスト講師をお招きし、
より確かな知識と経験を身に付けていただく授業を多数行っております。

日本福祉教育専門学校

 

【熱心に先生の話に聞き入る授業の様子】