デイサービスの介護福祉士にはどんな仕事がある?

自宅で暮らす高齢者が、日帰りで介護サービスや生活機能の訓練が受けられるデイサービス。デイサービスで働きたい場合、デイサービスセンターや、通所リハビリセンターなどが主な職場となりますが、介護福祉士の資格を取得していることで、活躍の場が広がります。今回は、デイサービスの現場で求められる、介護福祉士の仕事内容や、給料などの待遇について紹介します。

デイサービスにおける介護福祉士の仕事内容とは?

デイサービスでは、利用者に対して食事や入浴のサポート、レクリエーションなどを行います。介護福祉士が担う仕事として、主に以下のような仕事があります。

■ 利用者の送迎
自宅まで車で迎えに行きます。一人で数人の利用者を迎えに行くため、効率良くルートを確認します。

■ バイタルチェック
高齢者は体調が変わりやすいため、些細なことでも病気やけがにつながる可能性があります。体調の変化にもすぐに対応できるよう、血圧や脈拍などを主に看護職員が計測します。

■ 入浴の介助
一人で入浴するのが困難な方のために、入浴の介助を行います。

■ 食事のサポート
食事中は利用者の様子に気を配りながら、誤飲や誤嚥(ごえん)がないよう、食事をサポートします。

■ レクリエーション
頭の体操や体力づくりを目的に、レクリエーションを実施。書道や俳句、絵画など手先を使ったものから、散歩やガーデニングなど、体を動かすこともあります。また、地域のボランティア団体との共同、ダンスや歌の鑑賞会のイベントを開催することもあります。

■ 排泄の介助
トイレの誘導から排泄の手伝いやオムツ交換を行います。

■ 連絡帳の記入
家族への伝達事項を記入します。

■ 利用者の見守り
常に安全な状態かどうか注意を払います。

■ 個人の機能訓練
歩行訓練、マッサージ、筋力トレーニングのサポートを行います。

一人一人の介護度も異なるため、どの程度の介護が必要かを把握した適切な介助が求められます。その他、レクリエーションを行うだけでなく、書道や俳句のほか、ダンスや歌の鑑賞会などレクリエーションそのものを企画や、施設全体の運営のサポートも行います。

介護福祉士のパイオニア校!日本福祉教育専門学校

国家試験 合格率100%

介護に関する知識や実践力の他、介護予防、こころのケアなどさまざまなサポートをできる、いま、社会に求められている人材を育成しています。

デイサービスの一日の主な仕事の流れ

デイサービスでの仕事の流れを把握していただくために、一日型のデイサービスの仕事について紹介します。(時間や詳細は施設によって異なります)

8:30~ 朝の送迎
9:00~ バイタルチェック
9:30~ 連絡帳や持ち物の確認
10:00~ リハビリテ―ション
11:00~ 入浴
12:00~ 食事の配膳・介助
14:00~ レクリエーション
15:30~ 送迎準備・送迎
16:30~ スタッフミーティング

デイサービスでの介護福祉士の給料や待遇

介護業界は、人手が不足しがちで給料も安いと言われています。特に夜勤のないデイサービスは、夜勤がある入所施設と比べて、賃金がさらに低い傾向があります。しかし、介護福祉士の資格を持っていれば、施設によっては、資格手当や時給の上乗せがつくため、給料アップも期待できます。

施設によって求人内容も異なりますが、介護福祉士の資格を持ち、正社員として働く人の給料は、8:00~18:00の勤務で週休二日の場合、月給18万円(残業なし)の施設が多い状況です。

介護の業界は、人手不足の影響もあり、資格がない未経験者でも就職することができます。しかし現場では、介護福祉士の資格保有者や、最低でもホームヘルパー2級の経験者を求めているのが現状です。

デイサービスの正社員として就職する際、介護福祉士の資格は、優れた介護スキルを持っている大きなアピールにもつながり、給料面でも有利になります。施設が希望する雇用条件を把握した上で、介護福祉士の資格取得を目指すと良いでしょう。

介護福祉士を目指せる学科

昼間部・2年制
合格率100%。
高等教育無償化対象校。資格取得に向けた学費サポートがあり。

ENTRY
福祉の専門家への第一歩を
踏み出そう

日本福祉教育専門学校では、福祉・医療の専門家を目指す皆様を全力でサポートします。まずは資料請求やオープンキャンパスで、学校の雰囲気を感じてみてください。