言語聴覚士の臨床実習において準備しておくこと

言語聴覚士を目指すうえで必須になるのが臨床実習です。一般的に病院や施設などに訪問して、臨床実習をおこないます。そこで、ここでは実習に向けて準備しておきたいこと、臨床実習の目的・内容について紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

臨床実習の「目的」を知っておくことが重要

最初に臨床実習に向けて準備しておくべき心構えについて紹介していきます。大前提として、言語聴覚士の臨床実習における目的を理解しておくことが重要です。臨床実習の目的は、言語聴覚士が実際に活躍することになる医療や福祉施設において、専門家として必要な知識や技術を習得するためです。つまり、実践的なスキルを身に着けるための貴重な時間になるのです。

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事前の復習は忘れずにおこなう

臨床実習では座学だけでは学ぶことのできない実践的な内容を学ぶことができます。そのため、実習中には今まで勉強してきたことにはない想定外の出来事が起こるかもしれません。そんなときには柔軟な対応が必要になります。まずは冷静になって指導者に質問をするようにしましょう。ただし、基礎知識がなければ質問もできません。そこで大事になるのが事前の復習です。想定外な出来事は起きるものですが、今まで勉強してきたことは役に立ちます。必ず今まで勉強してきたことの復習をしてから実習に参加するようにしてください。また、臨床実習では指導を受けながら実際の患者さんを任されることもあります。事前にお友達同士で検査などの練習をしておくとよいでしょう。

臨床実習の内容について

言語聴覚士における臨床実習の内容について紹介します。カリキュラムは学校によって異なりますが、基本的な臨床実習は「見学実習」、「評価実習」、「総合実習」の3種類です。それぞれ以下に見ていきましょう。

■見学実習について
実際の病院や福祉施設での言語聴覚士や関連職種の仕事の様子を見学します。現場の様子を実際に見ることによって、言語聴覚士としての基本的な姿勢を身に着けることが目的です。

■評価実習について
実際の患者さんに対して、言語聴覚療法評価や検査、検査結果分析などを実施し、訓練プログラムの作成をおこないます。

■総合実習について
総合的な実習になります。患者さんに対する接し方などの基本姿勢はもちろんのこと、言語聴覚療法評価や検査、結果分析、訓練プログラムの立案と実施、ケースレポート作成までの業務を実施します。また、関連する職種との連携を経験することによって、言語聴覚士としての実践的なスキルを身に着けていきます。

以上、言語聴覚士における臨床実習について解説してきました。言語聴覚士になるためには臨床実習は必須です。座学では学べない実践的なスキルを身に着け、将来に役立てていきましょう。

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