【授業レポート】第2回ゆるい読書会&OB交流会を開催しました|社会福祉士
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は第2回読書会の様子をご紹介いたします。

9月19日(木)、日本福祉教育専門学校 精神保健福祉士養成学科で「第2回 ゆるい読書会&OB交流会」を開催しました。
今回もオンライン・リアル合わせて7名が参加し、藤原辰史さんの著書『縁食論──孤食と共食のあいだ』(ミシマ社)の第3章~第4章を題材に語り合いました。
「揚げパンが好きだった」「中学の給食はまずかった」「パンと牛乳が定番だった」「反抗期の息子に作るお弁当が唯一のやり取りだった」など、それぞれの体験が披露され、笑いも交えながら和やかにスタートしました。
第3章では、家庭のお弁当や学校給食を切り口に「食」の持つ魅力と課題について議論しました。
弁当は作り手の工夫や愛情を感じられる一方で、家庭の経済格差が表れてしまう側面もあります。

また、給食には「みんな同じものを食べる」という平等性がある反面、好き嫌いを強制的に矯正される体験が“暴力”となってしまうこともあります。
著者は、こうした両者の課題を乗り越える形として「縁食」という考え方を提示しています。
それは「強制ではなく、ゆるやかに人と人をつなぐ食のあり方」。地域にも開かれ、誰もが関われる食の形を模索する視点が紹介されました。
第4章では、戦争体験者の証言から、食べ物が人と人との縁をつなぐ一方で、断ち切るものにもなり得ることが語られました。

この読書会は、授業で学ぶ知識だけでなく、社会や現場で感じる課題を共有できる場として企画しています。
在校生・卒業生・教員が一緒になって考え、語り合うことで「横のつながり」「世代を超えた縁」を育むことを目的としています。
引き続き『縁食論』を取り上げ、読み進めていく予定です。
オンライン・対面ともに参加できますので、興味のある方はぜひご参加ください。
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