【OB訪問】精神科病院で働く精神保健福祉士の仕事とは―高月病院・地域連携室室長による説明会―|精神保健福祉士養成学科(昼間部)

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

10月3日(金)、「精神科病院説明会~高月病院編~」が開催されました。

講師として東京都八王子市にある高月病院で地域連携室室長を務める、本校卒業生の精神保健福祉士の方をお招きしました。

「精神科病院における精神保健福祉士(PSW)の仕事」をテーマに、 病院の取り組みや地域との連携など多角的な視点からお話しいただきました。

経験豊富な卒業生から学ぶ“現場のリアル”

大学卒業後に民間企業で営業職を経験された後、医療分野へ転身。
2004年に高月病院へ入職し、医療相談室副主任・主任・クリニック業務統括支援を経て、現在は地域連携室の室長として勤務されています。

高月病院の理念は「ひとの持つ『自然治癒力』を大切にした精神科医療を提供する」。
病院やクリニック、グループホームなど、法人全体で地域とつながりながら、多様な支援を展開しています。

医療・福祉・地域が“線”でつながる

講演では、保健所や自治体との協働事業、往診や就労支援、教育機関との連携など、精神保健福祉士が多方面で活躍している実例が紹介されました。

なかでも印象的だったのは、「地域移行を支える連携のあり方」についての話です。

「地域移行の連携だけを目指すのではなく、日ごろから多角的な連携を広げておくことが大切です。
点と点をつなげていくことで、やがて地域移行という“線”が生まれます。」

このように、地域関係機関との信頼づくりの重要性を強調しました。

また、昭島市で行っている「社会資源見学ツアー」では、患者さん自身が地域の事業所を見学し、退院後の生活を具体的にイメージできるよう支援しているとのこと。

医療と地域が協力し、“共に支える”体制づくりに取り組む様子が伝わる内容でした。

学生へのメッセージ

最後に、これから精神保健福祉士を目指す学生へ向けて、次のようなメッセージがありました。

「病院の外に出て、地域の中で多くの人と出会うことが、自分の視野を広げてくれます。
一つひとつの出会いが“+1ピース”となり、支援の輪が少しずつ広がっていきます。」

現場の最前線で働く卒業生の言葉は、学生たちにとって大きな刺激となりました。
精神保健福祉士としての仕事の広がりと、地域に根ざした支援のあり方を学ぶ貴重な時間となりました。

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【授業レポート】地域で精神保健福祉士として働く卒業生の体験談|精神保健福祉士養成学科(昼間部)

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