【授業レポート】精神科のクリニックとそこで働く精神保健福祉士の役割について | 精神保健福祉士養成学科(昼間部)

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

本日は、精神保健福祉士養成学科(昼間部)の授業の様子をレポートいたします。

今回の授業タイトルは、「精神科のクリニックとそこで働く精神保健福祉士の役割について」。
講師には、本校卒業生であり、現在「大宮すずのきクリニック」にて精神保健福祉士としてご活躍中の森嶋さんをお迎えしました。

東京都板橋区ご出身の森嶋さん。
もともとは営業職として企業で働かれていましたが、適応障害を経験したことをきっかけに、精神保健福祉の道へ。
2018年に本校に入学し、精神保健福祉士の資格を取得。
その後、「久喜すずのき病院」や「大宮すずのきクリニック」にて、地域連携室や高齢者デイケア、復職支援デイケアなど様々な現場を経験されてきました。

現在は精神保健福祉士として7年目を迎え、リワークデイケアを中心にご活躍中です。

授業では、森嶋さんが所属する「すずのきグループ」や「大宮すずのきクリニック」について詳しくご紹介いただきました。

クリニックには医師や看護師、作業療法士、臨床心理士、介護支援専門員、介護福祉士など多職種が在籍し、チームで患者さんのサポートを行っています。

精神保健福祉士の主な役割は……
・初診患者への予診(問診)や制度の案内(自立支援医療、障害年金など)

・医師や他職種との申し送りや情報共有

・デイケア利用者の相談・面談、プログラム運営や送迎調整

・家族や関係機関との連携調整

など多岐にわたります。

印象的だったのは、「デイケアはリハビリの場であると同時に、“居場所”でもある」という言葉。
精神科デイケア「ひまわり」では、登録者数166名、一日の利用者数は30〜50人前後。

統合失調症の方が約6割を占め、年齢層は19歳〜90歳と幅広く、男女比もおよそ半々とのことです。

プログラム内容も多彩で、リズム運動や音楽活動、創作活動を通じて、利用者が「自分らしく」過ごせるよう工夫されています。

また、森嶋さんは利用者の方に楽しんでもらうために、仮装や楽器演奏、時にはコスプレなども実践されたそうです。

後半では、高齢者デイケアでの活動についてもご紹介がありました。
家族の介護負担を軽減しながら、認知症の進行予防や生活のリハビリを目的とした支援が行われています。

利用者の「その人らしい生活」を大切にし、プログラムには歌や体操、ぬり絵、工作などの活動が取り入れられています。

デイケアに通うことで、ご家族の休息や近隣とのトラブル防止にもつながるとのこと。
「医療」と「生活」が分断されないようにすることも、精神保健福祉士の大切な役割です。

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