【授業レポート】第3回ゆるい読書会&OB交流会を開催しました|社会福祉士

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は第3回読書会の様子をご紹介いたします。

10月24日(金)に、第3回が開催されました。

今回の課題図書は、藤原辰史さんの著書『縁食論―孤食と共食のあいだ』(ミシマ社)第5章。
発表者は、2024年卒業生の水本さんです。

「もれ」「あふれ」から見える“人と食の関係”

第5章では、「縁食」というテーマを人文学的な視点から掘り下げています。

キーワードは「もれ(洩れ・あふれ)」。

水本さんは、「食は静的なものではなく、あふれ出して他者とつながる“関係の場”である」と話し、
パンデミック下での孤独や居場所についても触れました。

特に印象的だったのは、「人がそばにいるだけで安心できる」という言葉。

「ただそこにいるだけでいい」——そんな“ゆるやかな共食”の価値を感じたという声が上がりました。

「縁食」をめぐる問いと対話

読書会では、「サードプレイス(家庭・職場以外の第3の居場所)」という概念にも注目が集まりました。
「理想的に語られる一方で、来にくい人を生むこともある」
「形式化された場よりも、日常のなかの“ゆるやかな食卓”にこそ縁食があるのでは」
といった意見が交わされました。

参加者からは、日常の中で感じた“縁食体験”もシェアされました。

  • 試験後に友人たちと行った居酒屋でのひととき
  • 介護を通じて義母と一緒に食事をする時間
  • 見知らぬ人と軽食を囲んだ旅の思い出

それぞれが「食を通して人とつながる瞬間」を語り合い、“縁食”という言葉の広がりを実感するひとときとなりました。

「ふらっと参加」で生まれる、新しいつながり

今回の読書会も、会場とオンラインのハイブリッド開催。

「読んでなくても大丈夫」「遅刻・早退OK」という“ゆるさ”が魅力で、卒業生や在校生、教職員が気軽に参加できる場になっています。

「ちょっと気になる」「顔を出してみようかな」——
そんな気持ちでふらっと立ち寄れるのが、この“ゆる読書会”の魅力です。
今後も、卒業生・在校生・教職員が垣根を越えて語り合える、あたたかな時間を重ねていきます。

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