【特別授業レポート】介護予防実践編①転倒に関わる評価 | 介護福祉学科

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
日本福祉教育専門学校では、文部科学省「専門職業人材の最新技能アップデートのための専修学校リカレント教育(リ・スキリング)推進事業」として、介護現場で求められる最新の知識・技術を学ぶプログラムを展開しています。
今回実施された「介護予防実践編①転倒に関わる評価」では、20名ほどの参加者が集まり、利用者の転倒リスクを評価するための各種テストを実践的に学びました。
転倒に関わる評価とは
授業の冒頭では、転倒に関する評価の意義を確認。
利用者の生活能力や環境を多角的に評価し、生活の質を維持・向上させるうえでの課題を明確にすることが、介護現場での支援の第一歩であると学びました。
実際に体験! 4つの評価法を実施
オンデマンドで学んだ内容を踏まえ、授業では評価法を実際に体験。
参加者同士が測定し合いながら、手順や注意点を確認しました。
- 握力測定
全身の筋力と相関する「握力」を測定。スメドレー式握力計を使い、正しい姿勢や測定時の教示方法も練習しました。 - 5回立ち上がりテスト
椅子から5回連続で立ち上がる動作を計測。下肢筋力や転倒・ADL障害のリスクを確認します。 - Timed Up and Go Test(TUG)
立ち上がり・歩行・方向転換・着座の一連の動作を行い、時間を測定。歩行能力や転倒リスクを客観的に評価します。 - Fall Risk Index(FRI)
5つの質問に答えるだけで転倒リスクを簡易的に把握できるスクリーニングツール。現場ですぐに活用できる方法として紹介されました。


安全を第一に、評価を“体験的に学ぶ”
授業では、体調や服薬状況を確認しながら、安全に配慮して測定を行いました。
参加者同士で声を掛け合いながら取り組む姿が印象的で、留学生を含め、皆が笑顔で協力し合う和やかな雰囲気に包まれていました。
今回の体験を通して、参加者は評価技術だけでなく、
介護予防に向けた“観察力”と“チームで支える意識”を深めた様子でした。
今後も日本福祉教育専門学校では、現場で活かせる実践的な学びを通して、介護の専門職としてのスキルアップを支援していきます。
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