【授業レポート】当事者の声から学ぶ―ピアパレット様 特別講演― | 精神保健福祉士養成学科

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
精神保健福祉士養成学科の授業に、世田谷区登録ピアサポーターとして活動されているピアパレットの皆様をお迎えし、特別講演を実施しました。
「ピアサポート」とは、同じような病気や障害を経験した“仲間(ピア)”同士が、経験を活かして支え合う取り組みのこと。団体名の「パレット」には、一人ひとりの個性を色にたとえ、多彩な支援を生み出していきたいという想いが込められています。
当事者として、支援する側として ― 経験から語られる言葉
当日は、ピアサポーターとして活動されている3名の方が登壇。
それぞれが、これまでの人生の中で感じてきたことや、病気・障害と向き合いながらピアサポートに関わるようになった背景について、率直な言葉でお話しくださいました。
講演の中では、「人の役に立てている」「必要とされている」と感じられることが、当事者自身の支えになっていることや、支援の場面では相手を否定も肯定もしない姿勢が大切であることが語られました。
また、病状によっては言葉が届かないこともあるという実体験から、「無理に声をかけようとしないこと」「相手の状態を尊重すること」の重要性についても触れられました。

「はれもの扱いをしないでほしい」「強い口調や命令口調はつらい」そうした言葉の一つひとつに、切実な思いが込められており、学生たちは深くうなずきながら耳を傾けていました。
別の講演者からは、支援を受ける側としての経験を通して、「アドバイスよりも、ただ話を聞いてもらえること自体が支えになる場面がある」というお話もありました。
人との関係性の中で救われた経験や、信頼できる支援者と出会えたことが、生活を立て直す力につながっていったことが、穏やかな言葉で語られました。
さらに、「一人でがんばらなくていい」「困ったときは頼っていい」というメッセージも印象的でした。
苦手なことは支援を受けながら、得意なことや好きなことを大切にすることで、「自分らしく生きる」ことは可能であるという考え方は、これから支援職を目指す学生たちにとって、大きな学びとなったようです。
グループワークで深まる理解
講演後半は、当事者の方と学生が少人数のグループに分かれて対話を行いました。
学生たちは緊張しながらも真剣な表情で話を聞き、それぞれが感じたことを自分の言葉で受け止めようとする姿が見られました。
教科書や制度の知識だけでは得られない、「同じ診断名でも一人ひとり違う生きづらさ」や「その人らしさ」を、直接のやり取りを通して学ぶ貴重な時間となりました。

精神保健福祉士を目指す学生へ
講演の最後には、精神保健福祉士を目指す学生たちへ、当事者の立場からのメッセージが伝えられました。
同じ病気や障害があっても、症状の現れ方や感じ方、背景は一人ひとり異なること。
診断名や困りごとだけで人を見るのではなく、その人が持つ個性や思いに目を向けてほしいこと。
そして、問題が大きくなる前に相談できるよう、日頃から話しやすい関係性を築くことの大切さが語られました。
また、長所や得意なことに目を向け、その人が活躍できる場を広げていくことが、支援職に求められる役割であるという言葉も印象に残ります。
当事者の声に直接触れることで、支援の本質を改めて考える機会となった今回の授業。精神保健福祉士養成学科ならではの、学びの深い時間となりました。
貴重なお話をお聞かせくださったピアパレットの皆様、本当にありがとうございました!
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