【授業レポート】精神保健福祉士援助所実習~精神科病院での実習~| 精神保健福祉士養成学科

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

精神保健福祉士養成学科の授業の様子をご紹介します。

今回は、精神科病院で活躍されているソーシャルワーカーの方をゲスト講師にお招きし、講義を行いました。
実際の現場で働く方の視点から、精神科病院での実習や支援について学ぶ貴重な機会となりました。

現場から見たソーシャルワーカーの役割

講義ではまず、精神科病院におけるソーシャルワーカーの役割についてお話しいただきました。
患者さんやご家族の相談支援、退院に向けた調整、関係機関との連携など、その業務は多岐にわたります。

また、院内だけでなく地域ともつながりながら、「その人が地域でどう生活していくか」を見据えた支援が行われている点も印象的でした。

実習で求められる姿勢とは

精神科病院での実習では、現場に入り、患者さんとの関わりや支援のプロセスを体験的に学びます。
その中で大切にしたいのは、体験したことをそのまま受け取るのではなく、「なぜそうなのか」と考え続けることです。

講義では、「体験 → 言語化 → 気づき → 行動」というサイクルを繰り返すことの重要性が強調されていました。実習は“見る”だけで終わらせず、自分の中で意味づけていくことが求められます。

精神科医療の現場で向き合う課題

精神科医療の現場では、本人の意思に反した入院や行動制限が行われることもあります。

その中で、自己決定や権利が十分に尊重されない状況が生まれる可能性についても触れられました。
ソーシャルワーカーは支援者である一方で、状況によってはその構造の中に組み込まれる存在でもあります。

だからこそ、現場で起きていることを自分ごととして捉え、どのように向き合うのかを考え続けることが大切です。

多職種連携の中での立ち位置

精神科病院では、医師や看護師、作業療法士など、さまざまな専門職と連携しながら支援を行います。
その中でソーシャルワーカーは、どのような役割を担うのか。
他職種を理解し、自分の専門性を言葉にしながら、対等な関係でチームに関わっていくことの重要性についても学びました。

「自分は何者か」を問い続ける

講義の中で、学生に投げかけられた問いがあります。

「あなたは、自分のことをどう説明しますか?」

ソーシャルワーカーとは何か。
自分はどのような支援をしたいのか。
何のためにこの仕事を目指すのか。

実習は、その答えを探すプロセスでもあります。

実習を通して得られるもの

精神科病院での実習は、決して簡単なものではありません。
感情が揺さぶられる場面や、葛藤を感じる場面もあるでしょう。

だからこそ、患者さんから学ばせていただく姿勢を大切にしながら、自分の感じたことや考えを丁寧に振り返っていくことが重要です。実習での経験を通して、精神保健福祉士としての在り方を考え、自分自身の視点を深めていくことが期待されます。

貴重なお話をお聞かせくださり、本当にありがとうございました!

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