【スペシャルオープンキャンパスレポート】嚥下食の試食で一歩踏み出す | 言語聴覚療法学科

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

2024年12月13日(土)、日本福祉教育専門学校にて、試食体験付きのスペシャルオープンキャンパス「嚥下食の試食で一歩踏み出す 言語聴覚士の学び体験会」を開催しました。

今回は通常のオープンキャンパスとは異なり、
“嚥下(えんげ)”をテーマに、ミニ講義+嚥下調整食の試食体験を組み合わせた特別企画。

30代〜60代まで、キャリアチェンジを検討されている方を中心に、多くの方にご参加いただきました。

スペシャル企画①「“食べる”を科学的に学ぶミニ講義」

イベント前半では、言語聴覚士(ST)の専門分野の一つである「嚥下(のみ込み)」についてのミニ講義を実施しました。

  • 嚥下の基本的なしくみ
  • 嚥下障害が起こる原因
  • 言語聴覚士がどのように評価・支援を行うのか

といった内容を、医療・福祉業界未経験の方にもイメージしやすい言葉で解説。

「言語聴覚士=ことばの専門職」というイメージを持っていた参加者の方からは、
“食べることを支える専門職”としての役割に新たな発見があったという声も聞かれました。

スペシャル企画② 「見た目も味も楽しめる嚥下食の試食体験」

後半は、本イベントならではの嚥下調整食の試食体験。

ハンバーグや魚料理、デザートなど、
複数のメニューを実際に味わいながら、

  • なぜこの硬さ・形なのか
  • どの嚥下レベルに適した食事なのか
  • 安全と「おいしさ」をどう両立しているのか

を、教員が一つひとつ解説しました。

参加者からは、

「彩り・味・香りが想像以上にリアルで驚いた」
「ベビーフードとはまったく違い、しっかり食事として満足感があった」
「企業努力によって“食べる楽しみ”が守られていると感じた」

など、試食体験だからこそ得られる気づきが多く寄せられました。

体験を通して見えてくる、言語聴覚士の仕事の奥深さ

試食後の振り返りでは、

「嚥下機能の状態によっては、この食事でも難しい場合があると感じた」
「安全とおいしさの両立の難しさを実感した」

といった声もあり、
“食べることを支える”仕事の責任や専門性について、理解が深まる時間となりました。

ご家族の介護経験をきっかけに参加された方からは、

「家族が嚥下障害だった時期を思い出し、非常に興味深い体験だった」

という感想もあり、
言語聴覚士の仕事が、医療現場だけでなく家庭や地域にも深く関わる職業であることが伝わる場面も見られました。

キャリアチェンジを考える方へ

言語聴覚士は、異業種・未経験からでも
国家資格を取得し、医療・福祉の現場で活躍できる医療専門職です。

本校では、30代・40代・50代からのキャリアチェンジを目指す方を応援し、
実際に体験することで学びのイメージを深められるオープンキャンパスを大切にしています。

今回の試食体験スペシャルオープンキャンパスも、「まずは体験してみたい」「自分に合うか確かめたい」
そんな方にとって、大きな一歩となる一日になったのではないでしょうか。

今後も日本福祉教育専門学校では、学びの魅力を体感できるスペシャルオープンキャンパスを随時開催予定です。

言語聴覚士という仕事に興味をお持ちの方は、ぜひ次回のイベントにもご参加ください!

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■12月20日(土)13:30~15:30
■1月10日(土)・17日(土)・25日(日)13:30~15:30

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