日本福祉教育専門学校

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<オープン講座>社会福祉の構造と学び方

2025/07/31

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

<オープン講座>「社会福祉の構造と学び方」の様子をレポートします。

 

オープン講座とは・・・?

学科の垣根を越えて参加できる自由参加型の講座です。

福祉業界で活躍していく皆さんのために本校専任教員による特別講義を開講しております。

 

 

講師は、長年にわたり社会福祉の実践・教育・行政に携わってこられた蟻塚先生。
本校の元教務部長でもあり、厚生省(現・厚生労働省)社会・援護局への出向や大学教授など、多彩な経歴をお持ちの先生です。

今回の講座では、「福祉と社会福祉は違う!うまく区分けをして説明できないといけない」という冒頭の言葉からスタート。

「福祉」とは何か、という原点に立ち返りながら、ことばの成り立ちや歴史的背景にも触れ、学生たちに“福祉観”を深める問いかけが続きました。

 

 

先生は、「福祉」の“福”と“祉”の意味をひも解きながら、
「福祉は、しあわせ+しあわせ=W(ダブル)Happy!」と、印象的な表現で説明。
また、中国の古典『易林』に登場する「福祉」という言葉にまでさかのぼり、福祉が人間にとって本質的な価値であることを語られました。

では、「社会福祉」とは何か?
それは、“福祉”を個人だけでなく、家族・地域・市場・そして政府が支えていく仕組みの総体であり、
社会全体で人々の暮らしの安心を守るための制度と実践であると、丁寧に解説されました。

さらに、社会事業から社会福祉への発展、日本国憲法第25条に基づく生存権の重要性、
そして福祉6法や社会保障制度の変遷など、現代の社会福祉制度がどう成り立ってきたのか、深く学ぶことができました。

 

 

また講座の後半では、社会福祉を取り巻く現代の制度や仕組みについても、詳しくお話いただきました。

たとえば――
・「社会保障制度」は、社会福祉も含む“上位のしくみ”であること
・現在の制度は、高度経済成長期の「家族モデル」に基づいてつくられてきたが、いま大きく揺らぎ始めていること
・社会福祉法に定められた理念や、地域福祉計画の役割
・ソーシャルワークは技術であり制度でもあること。ケースワークやグループワーク、地域福祉、調査、経営、社会変革の実践まで、幅広い視点から成り立っていること

など、多くのキーワードや視点を通して、制度の背景とその変遷をわかりやすく学ぶことができました。

 

社会福祉を“制度”や“支援技術”として学ぶ前に、
「なぜ福祉が必要なのか」「誰が、どのように担っているのか」という根本から考える大切さを、あらためて実感できる講座でした。

 

 

 

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