介護福祉学科

昼間部

通学部 2年制
日本人合格率100%、全国平均78.3%
留学生合格率71%、全国トップクラス
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出願資格

高等学校卒業以上の方が対象です。

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取れる資格

国家資格の介護福祉士、認知症サポーターを目指せます。

介護福祉士のパイオニア校で、
現場で活きる支援力を育む

ABOUT介護福祉士とは?

介護福祉士は、介護の専門職として唯一の国家資格です。高齢者や障がいのある方の日常生活を支えるために、身体介護・生活援助・相談支援などを行います。

本学科では、国家資格の取得を目指すとともに、「現場で活きる支援力」を育むことを大切にしています。多様な当事者の声や多職種の視点に触れながら、実践に強い介護福祉士を目指せます。

活躍現場の写真

FEATURE介護福祉学科の特長

01
授業風景の写真
多様な当事者や専門職から学ぶ、
現場直結の授業

ALSや視覚・聴覚障がいなどの当事者や言語聴覚士など多職種を招いた授業で、支援の多様性や連携を学べる。

学びの内容
02
授業風景の写真
国家試験合格率100%を実現する、
個別指導と模試対策

独自の問題集や模試、個別指導を実施。学生の苦手を解消し、試験本番に自信を持って臨めるサポート体制。

国家試験対策
03
授業風景の写真
国籍・年齢を超えて学び合う、
多様性に富んだ学校生活

10代から60代、留学生も学ぶ多文化・多世代の環境で、違いを尊重し支え合う力が身につく。

学校生活
04
授業風景の写真
在学中から「就職後」を見据えた
キャリア支援が充実

卒業生ネットワークなどによる求人情報提供、模擬面接などを実施。卒業後も勉強会でキャリア形成を後押し。

就職・キャリア支援
05
授業風景の写真
介護の5分野を経験できる、
3段階の実習カリキュラム

実習は早期見学実習から春・夏の長期実習への段階的な構成。最大5分野を経験でき、自分に合った進路が見つかる。

カリキュラムと実習

学びの内容

当事者の声に触れながら、
実践力を身につけられる
  • 障がいのある当事者や多職種を招いた講義で現場のリアルを学ぶ
  • 認知症サポーター資格やカフェ運営など、実践の場が豊富
  • 最大5分野での実習で、自分に合った進路が見つかる
  • 一般企業インターンで視野や選択肢が広がる
実践現場の写真
当事者を招いた「現場のリアル」が知れる授業

ALSや聴覚障がい、LGBTQなどの当事者を招いた授業を実施しています。介護の対象は高齢者に限りません。多様な立場の声から支援のあり方を学び、現場で役立つ「相手の視点に立つ力」を育みます。

多職種を知り、チーム連携を学ぶ

授業では言語聴覚士や鍼灸師など多職種から話を聞き、連携の工夫や役割分担を学びます。多様な専門職と連携しつつ、どう介護福祉士としての専門性を発揮するかを具体的にイメージできる機会です。

認知症サポーターの資格取得も可能

認知症の正しい理解とコミュニケーション方法が身につけられる「認知症サポーター養成講座」を実施しています。資格として修了証も発行され、介護職だけでなく、地域や家庭でも活かすことができます。

自分の適性が見えてくる、最大5分野の選択実習

特別養護老人ホームや障がい者支援施設など、最大5分野で実習が可能です。さまざまな現場を経験することで、自分に合った働き方や得意分野を見つけやすくなります。当校の卒業生が実習先で働いていることも多く、安心して学べる環境です。

視野が広がる一般企業インターン

介護実習のほかに、一般企業でインターンを経験することができます。一例として、トラストワース株式会社のオフィスで、社会福祉法人の採用ホームページ企画制作の提案とプレゼンを行ったこともあります。キャリア支援の一環とした本校オリジナルのプログラムです。

高齢者との交流会で、実践的に学べる

地域の高齢者との交流をテーマに、学生主体による交流会や支援活動を実施予定です。触れ合いを通じ、高齢者理解や福祉の役割を考える機会となることを目指しています。

授業内容

国家資格取得に必要な32科目を2年で学びます。

支援の基礎を築く 1年次

日々のケアに欠かせない知識や、利用者との関係構築の力を、対話や演習を通じて身につけます。

  • 人間の尊厳と自立
  • 人間関係とコミュニケーション
  • 介護のための心理と音楽
  • 介護の基本Ⅰ・Ⅱ
  • コミュニケーション技術Ⅰ など
現場で役立つ応用力を育てる 2年次

より専門的な支援技術を学びつつ、現場での実習を通じて知識を実践へとつなげます。

  • 生活と福祉
  • 社会保障制度
  • 介護の基本Ⅲ・Ⅳ
  • コミュニケーション技術Ⅱ
  • 生活支援技術Ⅲ・Ⅳ など

介護福祉士の国家試験対策

介護福祉士パイオニア校として培った
教育ノウハウで高い合格率を実現
  • 1988年に日本で初めて介護福祉学科を設置したパイオニア校
  • 長年積み重ねた教育ノウハウで全国トップクラスの実績
  • 日本人・留学生ともに誰も取りこぼさないサポート体制
合格者数、合格率を現した画像
模試・オリジナル総合問題集で苦手を克服

独自の総合問題集を通じて、自分の苦手分野を明確にしながら重点的に対策できます。2年次には実践形式の模試を複数回実施。出題傾向に慣れながら、本番に向けて着実に力をつけられます。

クラス担任制による1対1の個別指導

国家試験前の不安や、模試で見えてきた課題には、担任が1対1で対応。学習計画の立て直しや効果的な勉強法の相談など、一人ひとりに合わせた丁寧な指導を行います。

多様な学生が安心して学べるサポート体制

介護福祉学科には、日本人学生だけでなく多国籍の学生も在籍しています。言語や学習習慣の違いに配慮し、教材へのルビ振りや基礎レベルに応じた指導、日本語支援授業、生活面のフォローなど、無理なく学び続けられる環境を整えています。

学校生活

国籍・文化・年齢が違うからこそ、「今」の介護現場が体感できる
  • 入学前から始まるサポートで安心して新生活をスタート
  • 在籍する学生は10代〜60代。年齢も国籍も多様なクラス構成
  • 約7割が留学生という、今の介護現場に近いリアルな学びの場
  • 異なる言語・文化に触れることで、相手を理解しながら協力し合う姿勢が身につく
平均年齢のグラフ
安心して新生活を迎えられる「入学前学習会」

入学が決定した方を対象に、入学前説明会を開催しています。学習面の不安を相談したり、教員や先輩、入学後のクラスメイトと交流したりできる機会です。早期入学をした方は複数回参加が可能です。

入学前学習会の様子の写真

学生の声

学生の写真
井上 さん
在学生※インタビュー当時
  • 入学前:高等学校卒業

人の役に立つ仕事がしたいと思い、日福に入学を決めました。授業内容や設備の充実、先生と学生の距離の近さ、就職サポートの手厚さなど、どれも魅力的でした。
特に実技演習では現場と同じような内容を学べるほか、先生方が現場経験豊富なので、常に最新の情報や技術に触れられます。仲間と支え合いながら学べる環境も日福ならではです。

学生の写真
根本 さん
在学生※インタビュー当時
  • 入学前:区役所勤務

前職では区役所に勤務し、福祉に関するさまざまな相談を受ける中で、もっと知識を深めたいという思いが芽生えました。家族も福祉の仕事に携わっており、自分もこの道に進みたいと日福への入学を決意。
入学してみると、同世代の学生も多く安心でき、先生方は現場経験が豊富で、最新の技術や知識を惜しみなく教えてくださいます。世代や国籍を超えて支え合える仲間にも出会い、充実した1年を過ごせました。50歳という年齢でもチャレンジする気持ちを諦めないでよかったです。

就職・キャリア支援

「資格取得の先」まで視野に入れた就職支援
  • 卒業生や実習先とのネットワークで総求人数は約8,400人分以上
  • クラス担任や就職担当職員が就職に向けた個別指導を実施
  • 卒業後も知識や学びを共有し合える勉強会が多数
総求人数を現した図版
学生に寄り添う、1対1のキャリア面談

在学中の就職に関する相談は、クラス担任や就職担当職員がキャリア面談を実施。模擬面接から履歴書添削まで、学生一人ひとりに合わせてサポートしています。

面談の風景写真
卒業後も学び・つながり続けられる「Care Question」

卒業生・在学生が共に学ぶ勉強会を月1回開催しています。介護福祉士の基礎的なスキルを高め、疑問を解消することが目的です。

Care Questionの様子の写真

主な就職先

介護福祉士の就職先は、高齢者施設にとどまりません。在宅介護や障がい者支援、リハビリ、医療・福祉の連携施設など、活躍の場は多岐にわたります。

高齢者福祉分野

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護付き有料老人ホーム、グループホーム など。

居宅介護分野

訪問介護、デイサービス、小規模多機能型居宅介護、ショートステイ など。

障がい者福祉分野

障がい者支援施設、生活介護事業所、就労支援施設 など。

医療関係分野

回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、在宅医療との連携事業所 など。

キャリアモデル

卒業生は多様な分野で活躍しており、キャリアモデルも豊富です。一部をご紹介します。

学生の写真
R.S さん 20代
介護福祉学科※インタビュー当時
  • 短大卒→老人ホーム
入学のきっかけ

栄養士を目指して短大に進学しましたが、実習先の特別養護老人ホームで出会った介護士さんの姿に惹かれ、介護についてもっと深く学びたいと思うようになりました。

在学中の経験

コロナ禍での入学でしたが、校内実習や生活支援技術の授業を通じて、画面越しでは得られない実践力をしっかり身につけることができました。

現在の仕事

有料老人ホームで介護福祉士として勤務しています。在学中に学んだ介護技術や個別支援の視点が、日々の仕事に役立っています。

学生の写真
Y.T さん 20代
介護福祉学科※インタビュー当時
  • 福祉系高校卒→リハビリデイサービス
入学のきっかけ

母の勧めで福祉系高校に進学し、介護の魅力に触れる中で「もっと深く学びたい」と思うように。自分の性格にも合っていると感じ、介護の道に進むことを決めました。

在学中の経験

年齢も背景も異なるクラスメイトと学び合いながら、知識や技術を習得しました。実習では認知症の方との関わりを通じて、現場のリアルな支援やチームワークの重要性を体感しました。

現在の仕事

リハビリデイサービスで、体操や入浴介助、リハビリ補助などを担当しています。利用者様の目標に寄り添いながら、日々の小さな変化や会話を大切にした支援を心掛けています。

カリキュラムと実習

試験対策と実践を集中して学べるプログラム

本学科は2年制のプログラムです。卒業までに3回の実習を行い実践力を養います。

年間スケジュール

1年次

1年次年間スケジュールの図版 1年次年間スケジュールの図版

2年次

2年次年間スケジュールの図版 2年次年間スケジュールの図版

時間割

授業は、月曜〜金曜の1限から4限の時間帯で行います。

1年次

1年次前期は原則14時30分に授業が終了します。ただし、4限にオリジナル授業が入ることがあります。

時間/曜日
1限:9:00~10:30 コミュニケーション技術Ⅰ 介護のための心理と音楽
(音楽)
介護実習ⅠEEP
(6月~)
発達と老化の理解Ⅰ 生活支援技術Ⅰ
2限:10: 40~12:10 こころとからだのしくみⅠ 介護の基本Ⅰ 人間関係とコミュニケーションⅠ 生活支援技術Ⅰ
3限:13:00~14:30 介護総合演習Ⅰ 介護過程Ⅰ 人間の尊厳と自立
4限:14:40~16:10

2年次

2年次は授業以外に国家試験対策があります。

時間/曜日
1限:9:00~10:30 介護過程Ⅲ 社会保障制度 こころとからだのしくみⅢ コミュニケーション技術Ⅱ 生活支援技術Ⅲ
2限:10: 40~12:10 介護過程Ⅲ 介護総合演習Ⅲ 認知症の理解Ⅱ 障害の理解Ⅱ 生活支援技術Ⅲ
3限:13:00~14:30 医療的ケアⅠ 介護福祉総合学Ⅰ 介護の基本Ⅱ 生活支援技術Ⅲ
4限:14:40~16:10 国試対策セミナー 介護の基本Ⅱ

※時間割は一例です。

実習の流れ

本学科では、3段階の実習カリキュラムを用意しています。入学後すぐの6月から週1日の実習が始まり、障がい・高齢・在宅など幅広い分野を見学します(介護実習Ⅰ)。その後は、より実践的な長期実習(介護実習Ⅱ・Ⅲ)へと進み、現場で必要とされる力を段階的に身につけていきます。

介護
実習Ⅰ
1年次:6月~11月
早期見学実習アーリーエクスポージャー(EEP)
週1回×15週 15日間(120時間)

本校独自のプログラムです。障がい者サービス、高齢者サービス、特色のあるサービス事業所など3つの施設で見学・体験ができます。

実習の風景写真
介護
実習II
1年次:春休み(2~3月)
15日間(120時間)

2年生になる春休みに15日間の連続実習を体験します。介護福祉士としての寄り添い方や現場で必要とされるスキルを学びます。

実習の風景写真
介護
実習III
2年次:夏休み(8~9月)
27日間(210時間)

2年生の夏休みに27日間の長期実習を体験します。夜勤も含めた実習では就職後を見据えた体験ができるため、まさに集大成ともいえる実習です

実習の風景写真

教員メッセージ

支援の現場で活きる視点と姿勢を育てる
齊藤 美由紀の写真
齊藤 美由紀 学科長
  • 介護職員、管理者、ケアマネジャーとして現場経験を積む
  • 日本福祉教育専門学校 介護福祉学科学科長(勤務歴9年目)
  • インドネシアで初の介護ライセンス制度構築に携わるなど、海外人材育成にも従事
  • 大学・専門学校・民間企業などでの講師経験多数(福祉関連講座・従業員研修など)

本学科には、日本人学生だけでなく、アジアを中心とした多くの留学生が在籍しています。年齢も国籍も異なる仲間と学び合う環境は、まさに現在の介護現場そのものです。そのような環境で日々過ごすことで、違いを尊重し、チームで支える力が育まれていきます。

授業では、障がいを持つ当事者や多職種の方を招いた講義、複数領域での実習などを通じて、多様な支援のかたちに触れていきます。福祉を学ぶスタート地点ともいえる日福で、「目の前の人に寄り添う力」を一緒に育てていきましょう。

細野 真代の写真
細野 真代 先生
  • 介護福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員などの資格を保有
  • 通所介護や同行援護など高齢・障がい分野の現場経験多数
  • 現在は日本福祉教育専門学校の専任教員として勤務
  • NPO法人副理事として地域活動や海外の医療福祉分野にも携わる

介護福祉学科では、国籍、年齢を含め、さまざまな方々が介護福祉士の国家資格取得を目指し切磋琢磨して学んでいます。

本学科では、国家試験合格のためだけでなく、卒業後に一歩先をゆく介護福祉士へ成長いただけるよう、障がい当事者や卒業生による特別授業の開催をし、当事者視点に立った介護実践ができる人材の育成を目指しています。互いに多様性を認め、相手を敬い、仲間を大切に思う気持ちのある方のご入学をお待ちしています。

学費サポート

再進学やキャリアチェンジを支える多様な学費支援制度

再進学・キャリアチェンジを応援するさまざまな学費支援制度をご用意しています。返済不要の給付金から貸付制度まで、ライフスタイルに合わせて活用できます。

専門実践教育訓練給付金の対象です
専門実践教育訓練給付金の対象です
制度名 内容 支給・貸与額
一般教育訓練給付金
  • 給付
  • 学費の最大20%給付(※上限10万円)
東京都介護福祉士等修学資金貸付制度
  • 貸与
  • 条件付返済免除あり
  • 学費:月額5万円以内
  • 入学準備金:20万円以内
  • 就職準備金:20万円以内
  • 介護福祉士国家試験受験対策費:4万円以内
  • 生活費加算あり(要件該当者)
ヒューリック株式会社介護福祉士養成奨学金制度
  • 給付金奨学金
  • 返済不要
最大116万円
高等教育の修学支援新制度
  • 「授業料等の減免」と「給付型奨学金」が併せて受けられる制度
  • 授業料等の減免:月額13万円~59万円
  • 給付型奨学金:月額12,800円~75,800円
有資格者支援制度
  • 減免
  • 本校指定の資格をお持ちの方対象
  • 最大5万円減免
敬心学園卒業生支援制度
  • 免除
  • 敬心学園グループ校卒業生対象
  • 入学金免除
教育ローン
  • 入学前に貸与
  • 金融機関により異なる
奨学金
  • 入学後に貸与
  • 経済状況に応じて申請可
  • 月額3万〜12万円程度
学費サポートについて詳しく見る

よくある質問

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オープンキャンパス

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