言語聴覚士

【卒業生インタビュー】遠回りではなく、必要な2年間だった——経験を力に変えた言語聴覚士への道|言語聴覚療法学科

残間篤史さん
言語聴覚療法学科(2026年3月卒業)

卒業時の年齢:26歳
日本福祉教育専門学校入学前の最終学歴:慶應義塾大学 文学部
日本福祉教育専門学校卒業後の勤務先:IMSグループ横浜新都市脳神経外科病院リハビリテーションセンター言語聴覚士

残間篤史さんの写真

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は、言語聴覚療法学科の卒業生インタビューをご紹介いたします。

Q1:言語聴覚士を目指したきっかけを教えてください。

大学在学時に自身が脳卒中に遭い、手術と入院を経験しました。その際、医師や看護師、リハビリでは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方々に大変お世話になり、病院で働くことに興味を持ったのが原点です。

入院生活を振り返ると、食事が満足にとれなかった時期や、思うように口が回らず伝えたいことが伝えられない状態に、大変苦労した記憶があります。自分と同じような経験をされている方に少しでも共感し、寄り添えればと思い、言語聴覚士を目指しました。

Q2:日本福祉教育専門学校を選んだ理由を教えてください。

自宅から無理なく通える立地の良さに加え、全国トップクラスの国家試験合格実績に惹かれたことが大きな理由です。
二年間という短期間で集中して学ぶカリキュラムを考えた際、同じ目標を持つ学生が多く、切磋琢磨できる環境のほうが自分を律して取り組めると感じました。
また、学生の年代や経歴の幅が非常に広く、さまざまなバックグラウンドを持つ方々と接することで、勉強以外にも人としての視野が広がるのではないかと考え、日福を選びました。入学後は同い年や大学新卒の方も多く、安心したのを覚えています。

Q3:印象的だった授業や先生との関わりはありますか?

脳画像に関する授業は、働き始めた今でも当時のプリントを見返すほど役立っています。
グループワークで実際の画像から病巣を見つけ出し、出現しうる症状を予測するプロセスは非常に実践的で、やりがいがありました。
先生方は現場経験が豊富で、国家試験合格に必要な知識にとどまらず、より臨床に即した視点から熱心に指導してくださいました。

Q4:クラスの雰囲気やクラスメイトとの思い出を教えてください。

クラスはとてもにぎやかで活気がありました。休み時間や放課後に集まって試験勉強に励んだことも、良い思い出です。
クラスには大学新卒の方だけでなく、社会人や主婦からキャリアチェンジされた方も多く、大きな決断をして入学されている分、学習に対する熱意が非常に高いと感じました。
また、皆さんの多様な経歴や経験談を聞く中で、世の中にはさまざまな考え方や生き方があるのだと、勉強以外の面でも大きな刺激を受けました。

Q5:現在のお仕事内容や職場について教えてください。

現在は脳神経外科病院に勤務し、超急性期から回復期までの患者様のリハビリを担当しています。

毎日が多忙で、さまざまな症状を目の当たりにしながら日々勉強の連続です。まだ新人として力不足や知識不足を感じることも多く、独り立ちには程遠い身ですが、患者様の小さな変化が見えた瞬間には大きなやりがいを感じます。

職場は、迷ったときにすぐ質問や相談ができる温かい環境で、先輩方の丁寧な指導に支えられながら一歩ずつ成長を実感しています。

Q6:資格の魅力やメリットを教えてください。

一番の魅力は、患者様が「できなくなってしまったこと」が、形を変えてでも再び「できるようになる」瞬間の喜びを分かち合えることです。
コミュニケーションや食事といった、人間の根幹に深く関われることも、この仕事の大きな魅力だと感じています。
専門職として一生学び続けられる奥深さがあり、誇りを持って長く働き続けられる資格です。

Q7:就職活動はどのように進めましたか?

当初は複数の病院を見学しましたが、どこが自分に最適か決めかねていました。
そんなとき、先生が親身に相談に乗ってくださり、「一番成長できそうな環境」という軸で選ぶことができました。
就職課の方にも履歴書の添削や模擬面談を繰り返し行っていただき、万全の準備で選考に臨めたのは心強かったです。

Q8:学びが仕事につながっていると感じる場面はありますか?

学校で学んだ知識が、現場でそのままの形で当てはまることはありません。
個々の患者様に対し、機能や病態から予測される症状だけでなく、その方の生活背景や退院後の課題までを複合的に考える必要があります。
今でも、在学中に先生から言われた「全人的な関わりを大切に」という言葉を、仕事中に何度も思い出しています。
日福の授業ではグループワークが多く、仲間と「答えのない答え」を議論し、探し続けた経験がありました。その試行錯誤の時間が、今の臨床現場で一人ひとりに合った最善策を模索する上での大きな支えになっていると感じています。

Q9:入学を考えている方へ、メッセージをお願いします。

私自身、大学時代の同期が社会人として活躍する姿に焦りを感じることもありました。
社会人になるために少し「寄り道」をしましたが、今振り返ればこの2年間は、これまでの生き方を活かし、誰かを支えるための大切な準備期間でした。
言語聴覚士は患者様と深くコミュニケーションをとる専門職であり、患者様にも多様な人生背景があります。これまでの人生で得た知見は決して無駄にはならず、必ず臨床場面に生きてくるのだと思います。
進路を大きく変えるという決断も、患者様に寄り添うための強みに変わるはずです。ぜひ日福で、その想いを叶えてほしいと思います。

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