こんにちは。日本福祉教育専門学校入試広報課です。
現在言語聴覚療法学科1年生の山田さんに言語聴覚士を目指したキャリアチェンジストーリーをインタビューさせていただきました。
異業種からの医療職へ転職を決断する不安、そのときの相談相手など、人生の大きな決断のときの思いなどお伺いしました。ぜひ言語聴覚士(ST)へご興味のあるかたへのご参考になれば幸いです。
Q1.前職はどのような仕事(分野等)をされていましたか。
一般企業で総合職として経理部に所属し、国内外の協力会社への支払や貿易実務などを行っていました。なので、STは全くの畑違いでした(笑)。
Q2.STを目指そうと志したキッカケを教えてください。
前職を3年ほど経験した頃、誰のために働いているんだろう?定年退職するとき、自分は何をしたと言えるか?など漠然と悩んでいました。
そんな時、母が受けていたSTのリハビリを見たときに、自分もやってみたいと思ったからです。
配置転換も考えましたが、どの職種にも興味が湧かず、一般企業には向かないのかなと…笑
リハビリ職も様々で、学費や通う期間も比較検討しました。STは、見た目では分かりづらく人に理解されにくい障害を持つ方と接するのではないかと考え、そうした方の生活環境を変えたいと思い、STに決めました。
Q3.キャリアチェンジについて一番考えたことや相談者はいますか。
キャリアチェンジにあたり、特に悩んだのは、大学卒業後就職したのに、そのレールから外れることでした。周りは昇進したり結婚したりする中で、その道から逸れて自分だけ時が止まるような感じがしました。
この悩みを相談したのは、友人と同僚です。再進学を考えていることを伝えると「自分のやりたいことをやれば?やらない後悔よりやる後悔だよ」と言われ、吹っ切れました。
Q4.今年4月から入学して今感じていること(期待や不安など)を教えてください。
4月から授業が始まりましたが、母が受けていたリハビリの裏には、さまざまな分野の理論が複雑に絡み合っているんだなと感じました。授業を通じ知識を得て、2年後にはSTとして実際に働くんだなという期待もありますが、実際にそれを臨床で活かせるのかという不安もあります。
Q5.最後にこれから言語聴覚士へのキャリアチェンジを検討しているたへメッセージをお願いします!
キャリアチェンジをご検討の方、いろいろ悩まれると思います。
私も学校探しから入学決定まで半年以上悩みました。友人や同僚に相談したりSTについて本やネットで調べたりしましたが、結局決めるのは自分です。職場のことお金のこと周りからの視線・評価など気にしてたらキリが無いです。自分がやりたいこと、なりたい姿を想像して、再進学したいかどうか自分に問うことが決断の助けになると思います。
山田さん。インタビューへのご回答ありがとうございました!