<オープン講座>巣立ち会の大切にしていること-出張講演に寄せて-

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
今回は<オープン講座>「巣立ち会の大切にしていること」についての授業の様子をレポートします。
オープン講座とは、学科の垣根を越えて参加できる自由参加型の講座です。
福祉業界で活躍していく皆さんのために、本校専任教員や外部講師による特別講義を実施しています。
今回は、「地域で暮らす精神障害者への理解」をテーマに、社会福祉法人 巣立ち会の皆さまをお招きし、実際に地域で生活している当事者の方々と、支援を行っている職員の方からお話を伺いました。
巣立ち会では、以下のような幅広い支援活動に取り組まれています。
【法人として】
・長期入院者の退院支援
・リカバリーカレッジ三鷹(三鷹市委託ピアサポート活動)
・地域交流、社会貢献活動
・若者支援、障がい福祉ユーザーではない方への支援
・家族相談
【各事業所として】
・個別支援計画の策定
・就労支援・就労定着
・レクレーション活動
・健康管理支援
今回は、「巣立ち会の大切にしていること-出張講演に寄せて-」というタイトルで講義が行われ、当事者の方々のこれまでの経験や、地域での生活の様子などを中心に、お話を聞かせていただきました。
講義の中では、以下のような質問が投げかけられ、それぞれの体験を語っていただきました。
・今どんな暮らしをしていますか?
・巣立ち会との出会いや、利用するようになったきっかけは?
・入院の経験やその際に苦労したことは?
・地域生活の中で困ったこと、工夫していることは?
・日々の楽しみや今後の希望について
・私たちへのメッセージ

登壇された方々は年齢も背景もさまざまで、一人ひとり異なる人生の中で精神疾患と向き合いながらも、「今」を前向きに生きる姿が印象的でした。
ある方は、入院を経てグループホームを利用し、一人暮らしへとステップアップされた経験を話してくださいました。別の方は、趣味である美術に取り組む日々の暮らしや、気分の波と向き合う工夫について語ってくださいました。
また、診断を受けたことで人生観が大きく変わったという方もおり、自分と向き合いながら回復に向けて歩んでこられたエピソードには、多くの学生が引き込まれていました。
講義の後半では、登壇された当事者の方々と学生が一緒にグループワークを行う時間が設けられました。
実際にお話を伺ったことで、講義だけでは得られない“生活者”としてのリアルな声に耳を傾けることができ、「福祉の現場」への理解が一層深まりました。
精神医療や地域支援のあり方について、改めて深く考えるきっかけとなった貴重な講座でした。
ご登壇くださったみなさま、そして巣立ち会のみなさま、本当にありがとうございました。
次回のオープン講座もお楽しみに!
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