教員紹介
各学科を担当する教員の経歴やメッセージをご紹介します。学科ごとの特色や教育方針などを知ることができます。
目次
社会福祉士養成学科(昼間部)
- 社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、保育士、介護福祉士、介護支援専門員、認定ケアマネジャーなどの資格を取得
- 障害児・障害者福祉分野、高齢者福祉分野、女性支援、児童福祉分野などに従事
- 現在も障害者福祉分野や児童福祉分野などの実務を継続
- 2016年より専任教員、2017年より昼間部学科長を務める
私自身、キャリアの転機に学び直した経験があります。そこで年齢も立場も異なる仲間と出会い、自分の価値観が変わっていくのを実感しました。本学科の昼間部には、早期退職者や子育て中のママさん、第二新卒などさまざまな経験を持つ学生がいます。そうした多様な仲間と、学び合う中で生まれる対話や経験は、人生を豊かにする大きな財産となるはずです。
「学び直しは生き直し」です。資格取得だけでなく、自分のこれからを考え、人生を変えるきっかけとなるよう、私たち教員も同じ目線で伴走していきます。
- 在宅福祉分野にて長年に渡り現場経験を積む
- 日本福祉教育専門学校 専任教員として勤務(教員歴22年)
社会福祉士は、人や社会に向き合い、創意工夫をもって支援を届ける仕事です。そのために欠かせないのが、柔軟な発想や想像力です。私はそうした「クリエイティブな社会福祉士」の育成を目標にして、日々学生と向き合っています。
日福の学生は、国家試験合格だけでなくソーシャルワークそのものを深く・広く・実践的に学ぶ姿勢を持っています。卒業後も現場で学び続ける姿を見るたび、大きな誇りを感じます。変化の多い社会の中で、福祉の専門職として自分らしく生きる力を、共に学びながら育てていけたらと思います。
- 救護施設にて生活困窮者や精神疾患を有する方々に対し18年間支援
- 障害者福祉、高齢者福祉など幅広い分野を経験
- 現在は日本福祉教育専門学校専任教員として勤務(教員歴8年)
- 現在も定期的に救護施設支援を実施
- 社会福祉法人向け研修講師としても活動中
教員として心がけているのは、社会福祉士を取得した後も、学び続けるモチベーションにつながる授業を行うことや、学生の皆さんとの関わりを持つことです。日福の学生は学ぶ意欲が高く、お互いに影響を与え合いながら、社会福祉士としての資質を学生時代からしっかりと育んでいます。
卒業後もそれぞれの現場でしっかりと成長を続けている姿を見るたびに、その可能性を改めて感じています。社会のなかで必要とされる力を身につけたいと考えている方にとって、日福はきっと良い学びの場になるはずです。ぜひ、一緒に学びを深めていきましょう。
社会福祉士養成科(夜間部/トワイライト・ナイトコース)
- 大学院で理論社会学を専攻し、研究活動に従事
- 知的障がい者の地域生活支援に取り組むNPO法人の立ち上げに参画
- その後、日本福祉教育専門学校 社会福祉士養成科を修了
- 2014年より専任教員、2017年より夜間部 学科長を務める
- 現在も支援の最前線で活動
夜間部には、仕事や家庭と両立しながら、自分の意志で学びに来る方が多く在籍しています。年齢も背景も異なる学生同士が、授業のあとに意見を交わし、ときには励まし合いながら前に進む。そんな姿を見ていると、この場そのものが福祉の実践だと感じることがあります。支援する人としての視点は、こうした関係性の中でこそ育つと私は信じています。ただ単に知識を得るだけではなく、人としてのあり方を深められる本学科で、あなたも共に学んでみませんか。
- 大学の非常勤講師として現代ヨーロッパ福祉史を教える
- 2017年度より日本福祉教育専門学校に入職
- 現在は社会福祉士養成科 ナイトコース担任
ナイトコースは、日福の中でも「もっとも専門学校らしいクラス」だと感じています。
半数以上がすでに福祉現場で働いており、その他の学生も仕事と両立しながら、より良い支援を目指して学んでいます。忙しい日々の中でも真剣に学ぶ姿勢は、まさに“夢に向かう専門学校生”そのものです。5年後、10年後の未来を見据え、資格と知識を手にしようと努力する皆さんの学びを、これからも全力で支えていきたいと考えています。
- 社会福祉士、行政書士、公認心理師、キャリアコンサルタントの資格を取得
- 保育士、移動介護支援員、児童虐待に関する相談員などを経験
- 現在も居宅介護支援事業所の運営や成年後見、相談支援などの実務を継続
- 2023年より日本福祉教育専門学校 専任教員として着任
- 現在は社会福祉士養成科 トワイライトコース担任
私自身、行政書士として高齢者と関わる中で、書面作成だけでは支援が届かない現実に直面しました。40代後半で日福に入学し、社会福祉士となって視野が大きく広がりました。人との出会いや経験は何にも勝る財産です。学びに遅すぎることはなく、人生を重ねたからこそ深く学べることもあります。福祉に正解はなく、自分自身の経験や価値観を省みながら人と向き合う姿勢が大切です。新たな学びは、広い世界への扉を開きます。共に学び、成長していきましょう。
社会福祉士養成通信課程
- アメリカ合衆国ユタ州ブリガム・ヤング大学・大学院にてソーシャルワークを学ぶ
- 大学・専門学校にてソーシャルワークの理論・演習を約27年間担当
- 心理カウンセラー、高齢者施設の立ち上げ・運営などに従事
- 東京都社会福祉協議会登録講師派遣事業講師なども担う
「誰かの役に立ちたい」という想いから、福祉の道を志す方は多くいらっしゃいます。その気持ちは、この仕事にとってとても大切な原点です。一方で、支援は気持ちだけでなく、理論に基づいた確かな根拠と方法が求められる場面も少なくありません。
演習を通して、自分の思いや経験だけに頼らない、「伝わる支援・届く支援」を一緒に考えていきましょう。あなたの想いが現場で確かな力となるよう、学びの時間を大切にしてほしいと願っています。
精神保健福祉士養成学科(昼間部)
- 社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、保育士、介護福祉士、介護支援専門員、認定ケアマネジャーなどの資格を取得
- 障害児・障害者福祉分野、高齢者福祉分野、女性支援、児童福祉分野などに従事
- 現在も障害者福祉分野や児童福祉分野などの実務を継続
- 2016年より専任教員、2017年より昼間部学科長を務める
精神保健福祉士を目指す学生には、年齢も経歴もさまざまな方がいらっしゃいます。だからこそ、「一人ひとりの学び方に寄り添うこと」がこの学科の大切な軸です。
授業では現場の話を交えながら、支援職としての視点や姿勢を丁寧に育てています。また、勉強や実習に不安があるときには、必ず誰かが声をかけてくれる環境が日福の大きな魅力のひとつです。短期間でも深く学び、自分らしい支援のかたちを見つけてもらえるよう、教職員一同でサポートしていきます。
- 日本福祉教育専門学校 卒業
- 精神科クリニックにて精神保健福祉士として約15年勤務
- 日本福祉教育専門学校専任教員(勤務歴3年目)
精神保健福祉の現場には、いつも明確な正解があるわけではありません。だからこそ、支援者自身が迷い、悩みながら向き合う力が求められます。授業では、制度や知識だけでなく、教員自身の現場経験も率直に伝えています。リアルな現場を伝えることで「自分ならどう支援するか」を考えるきっかけになればと思っているからです。
また、卒業後も事例検討や専門書の輪読を通じて学びを深められる「精神保健福祉研究科」など、継続的に実践力を高められる環境があります。1年という短い期間ですが、支援者としての姿勢を、ここで一緒に育てていきましょう。
精神保健福祉士養成通信課程
- 上智大学社会福祉学科卒業
- 昭和女子大学院生活機構研究科福祉社会研究専攻修了(福祉社会実践学)修士
- 地域障害福祉分野/特定非営利活動法人NPOあおぞら理事
- 産業精神保健分野/元厚生労働本省健康相談室(心理療法士)
- 日本精神保健福祉士協会 就労・雇用・産業保健委員会委員
- 日本産業精神保健学会 代議員
精神保健福祉士は精神障害者に対する医療、福祉、保健分野の援助のみならず、精神保健(メンタルヘルス)の課題を抱える方への支援も対象となり、教育、司法、産業・労働分野へと活躍の場も広がっています。
このように、新しいことや小さな社会課題に目を向けて、それにチャレンジしていくスキルも必要です。これからも進化を続ける精神保健福祉士を目指していきませんか。
言語聴覚療法学科
- 多摩リハビリテーション学院言語療法学科卒業
- 地方のメンタルケア病棟心理室にて言語聴覚士として勤務
- 敬心学園系列の臨床福祉専門学校の専任教員を務める
- 日本福祉教育専門学校へ異動、現在は言語聴覚療法学科学科長と「新宿ことばの相談室」室長を務める
言語聴覚療法学科では創造性・柔軟性のある言語聴覚士育成を目指しています。国家試験への合格はもちろんのこと、教科書には載っていないプラスの視点をもった言語聴覚士となっていただけるように産学連携の授業、患者様やご家族の特別講演等を展開します。知識だけでなく、臨床力を備え、「すべては患者様のため」に考えられる言語聴覚士を育成します。
- 臨床福祉専門学校 言語聴覚療法学科卒業
- 横浜市内の脳神経外科病院にて言語聴覚士として勤務(現在は非常勤)
- 敬心学園系列の臨床福祉専門学校で学科長を務め、日本福祉教育専門学校に異動
- 医学博士(神経内科学)、公認心理師
- 神奈川県言語聴覚士会理事、日本言語聴覚士協会代議員
- 失語症、高次脳機能障害に関する学会発表、論文多数
言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」といった、人の生活に欠かせない機能を支援する専門職です。私自身も現場での経験を活かしながら、教員として学生の育成に携わっています。日福では教員全員が現役で臨床に携わっており、授業では脳画像から症状を見立てる演習や、障がい当事者の講義など実際の臨床現場に近い学びを重視しています。
言語聴覚士は、国家資格取得がゴールではなく、スタートラインです。卒業後も学び続け、専門性を深めていくとともに、学問の発展に尽くします。患者中心思考を持ち、知的探究心が高い皆様、ぜひ一緒に学び、成長したいと思っています。
介護福祉学科
- 介護職員、管理者、ケアマネジャーとして現場経験を積む
- 日本福祉教育専門学校 介護福祉学科学科長(勤務歴9年目)
- インドネシアで初の介護ライセンス制度構築に携わるなど、海外人材育成にも従事
- 大学・専門学校・民間企業などでの講師経験多数(福祉関連講座・従業員研修など)
本学科には、日本人学生だけでなく、アジアを中心とした多くの留学生が在籍しています。年齢も国籍も異なる仲間と学び合う環境は、まさに現在の介護現場そのものです。そのような環境で日々過ごすことで、違いを尊重し、チームで支える力が育まれていきます。
授業では、障がいを持つ当事者や多職種の方を招いた講義、複数領域での実習などを通じて、多様な支援のかたちに触れていきます。福祉を学ぶスタート地点ともいえる日福で、「目の前の人に寄り添う力」を一緒に育てていきましょう。
- 介護福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員などの資格を保有
- 通所介護や同行援護など高齢・障がい分野の現場経験多数
- 現在は日本福祉教育専門学校の専任教員として勤務
- NPO法人副理事として地域活動や海外の医療福祉分野にも携わる
介護福祉学科では、国籍、年齢を含め、さまざまな方々が介護福祉士の国家資格取得を目指し切磋琢磨して学んでいます。
本学科では、国家試験合格のためだけでなく、卒業後に一歩先をゆく介護福祉士へ成長いただけるよう、障がい当事者や卒業生による特別授業の開催をし、当事者視点に立った介護実践ができる人材の育成を目指しています。互いに多様性を認め、相手を敬い、仲間を大切に思う気持ちのある方のご入学をお待ちしています。
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