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卒業生紹介 14300人以上を輩出!

現場で活躍する卒業生の方々

創立30年を超える実績と伝統の日本福祉教育専門学校では、数多くの卒業生を福祉現場に送り出してきました。そのほとんどが、現在、現場の第一線で活躍しています。夢をかなえ、福祉の未来をきずく卒業生たち。そんな輝かしい卒業生からのメッセージです。

社会福祉士

社会福祉士養成学科(昼間部) 2008年卒業 永島 さやか さん(43歳)専修大学卒業後、民間企業勤務。退職後、子育てに専念。中学校教諭を経験。現在 市こども家庭支援センターにて社会福祉士として勤務

これからは『児童福祉』が必要とされる時代

教育現場で、子どもや家庭が抱える多くの問題に遭遇し、問題の根深さと関わる教師の負担の大きさを痛感しました。教師が入り込めない部分もあるため、少しでもサポートできればとの思いからソーシャルワーカーを目指し、再就学をすることに。その頃は、自分の子どもも高校生と中学生になり手がかかりませんでしたし、昼間部に通っていたので主婦業にも支障はなく、学業に専念することができました。現在は子ども家庭支援相談員をしていますが、正直なところ非常に激務です。みなさんもご存知の通り、児童虐待に関わる問題が増加していますので、それに比例して相談件数も増加傾向にあります。そのため、常に人手は足らず対応が追いついていないのが現状です。これからは児童福祉法により、社会福祉士が任用資格として明記されている「児童福祉司」の大幅な増員も見込まれていますので、社会福祉士という資格の優位性はこれからますます高まると思います。

社会福祉士養成学科(昼間部) 2008年卒業 岩下 勝博 さん(35歳)現在 河北リハビリテーション病院にて社会福祉士として勤務

患者さんにとっての最善策を見つけ出す手助けに

患者さんと病院との調和を作る、それが医療ソーシャルワーカーの役割の1つです。私が勤める「回復期リハビリテーション病院」は、脳卒中や大腿骨骨折などの方が対象で、医師、看護師、介護士、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカーなどのチームで患者さんを支援しています。病院は医療的に正しい治療を提供し、その後の見込みも伝えていきますが、患者さんの希望と合わない場合もあります。その場合、ソーシャルワーカーが双方の窓口となり、患者さんにとっての実現可能な最善策を見つけ出す手助けをします。最善策といっても、完全に元の生活に戻れるケースは少ないですし、退院後の新しい生活を見据えたゴールを設定するには、患者さんの家族構成や介護力、今まで大事にしてきた生き方まで考慮する必要があります。そのため、丁寧にアプローチすることがとても大切になります。「辛い話」と向き合うこともありますが、一人一人の新しい生活や、自分らしい生き方の再構築をご支援できることに、この仕事の喜びと意義を強く感じています。

社会福祉士養成学科(夜間部) 2010年卒業  平澤 宗一郎 さん(29歳)青山学院大学卒業後、ホテル勤務。現在 社会福祉法人 渋谷区社会福祉協議会渋谷区成年後見支援センターに社会福祉士として勤務

利用者の財産や権利を守る使命感と誇りを持てる仕事

大学卒業後は人に尽くして喜ばれる仕事を志望し、サービス業に従事してきました。しかし、勤務中に怪我をしたことをきっかけに、夜勤のない事務職へ転職を考えるようになりました。人に尽くし社会に貢献できる仕事を探している過程で社会福祉士の資格を知りました。現在は、社会福祉協議会で成年後見制度の推進事業に携わっています。成年後見制度は認知症の高齢者や障害者の生活を守っていくためには欠かせない制度ですが、あまり知られていないのが実情です。そのため、相談対応をはじめ、制度の周知・普及をはかるために定期的に講座・講演会の開催なども行っています。「こんないい制度があったんだ」と声をかけてもらえるときは嬉しいですね。仕事は、専門性が高く業務も多岐にわたるため思いのほかハードです。朝から日が暮れるまで多忙な毎日ですが、利用者の財産や権利ひいては生活を守るための責任ある仕事なので、強い使命感と誇りと情熱を持って取り組んでいます。

精神保健福祉士

精神保健福祉士養成学科(夜間部)2009年卒業 宮本 正教 さん(38歳)明治学院大学経済学部を卒業後、大手寝具メーカーの販売部勤務。 現在地域活動支援センターみゆき作業所にて精神保健福祉士として勤務

根気よく時間をかけて目標達成の後押しをする仕事

米国同時多発テロの被害者が苦しむ姿をニュースで見たのをきっかけに、「もっと人のためになる仕事をしたい」と考えるようになり、前職を辞めて、日福に入学しました。現在はこちらの作業所で精神障害者の支援を行っています。具体的には、利用者さんがタワシなどの製品を作ったり、リサイクル品を回収・売却したりする作業のお手伝いなどです。就活時に病院勤務も考えましたが「働きたいけど一歩踏み出せない」そんな方を直接支援したいと思い、こちらの職場を選びました。ここには就労を目指す方、引きこもりを克服したい方、さまざまな利用者さんが通っています。昨日できた作業が今日はできなかったり、一朝一夕にいかないことが大半なので苦労は多々あります。でも、月1回しか通えなかった方が3年かけて週5日の清掃実習を受けられるようになるなど、成長の瞬間に立ち会えるのは大きな喜びですね。根気のいる仕事ですが、これからも利用者さんの目標達成を少しでも後押しするお手伝いができればと思っています。

精神保健福祉士養成学科(昼間部)2006年卒業 高木 麗 さん(31歳)和光大学卒業 現在 鶴が丘ガーデンホスピタルの相談室にて精神保健福祉士として勤務

患者と援助者は共に戦う仲間

大学卒業後、身近な友人がとても悩んでいた時期があり、本人はもちろん、友人のご家族や私自身もその姿を見て悩んでしまい、途方に暮れていました。そんな時にネットで回復の道があると知り、なぜか私自身も救われた気持ちに。それをキッカケに精神保健福祉士という仕事に興味を持ちはじめました。正直な話、5年勤めても未だにこの仕事のやりがいって何だろう?と考えています。自分の中で答えは出ていません。それでも、辛い時期を乗り越えた患者さんが元気になった話を聞くと、自分のことのように嬉しく思います。それは自分が「救った」ということでは一切なく、辛かった時間を一緒に過ごせたことへの喜びなんです。もしかしたら私はその患者さんに何もできなかったかもしれない。でも今、笑いながら「あのときは大変だったよね」と話ができる、その辛いことを一緒に乗り越えてきた「仲間」のような感覚こそが精神保健福祉士の楽しさなのではないかと思っています。

言語聴覚士

言語聴覚療法学科 2010年卒業 塚本 安沙子 さん(27歳)青山学院大学卒業後、広告会社勤務。 現在 吉祥寺南病院にて言語聴覚士として勤務

相手に『伝わる』ことの難しさと戸惑い

在学中は、代表的な障害(失語症など)に対して各リハビリの方法論を教えていただきましたが、やはり現場へ入ってみると戸惑いが多く、難しさを痛いほど実感しました。失語症の患者さんは「聞く」「話す」「読む」「書く」といった動作が困難な方たちですので、お互いに伝えたいことが伝わらない状態からスタートします。でもだからこそ回復の過程を患者さんやご家族と分かち合える喜びもあります。毎日1回は必ず「ありがとう」という言葉をいただきますが、リハビリで大変な患者さんに言われると、自分も頑張らないと!と背筋が伸びますね。環境面では、女性は働きやすいと思います。病院によって差はありますが、産休や育休もちゃんとありますし、何より資格を持っていると、例えば結婚や育児で家庭環境が変わっても、非常勤など自分に合った勤務スタイルを選べます。個人的には仕事内容も職場環境も良い仕事だと思います。

介護福祉士

介護福祉学科 2006年卒業 岡村 圭 さん(27歳)聖セシリア女子短期大学卒業 現在 一番町特別養護老人ホームにて介護福祉士として勤務

人間らしく生活するために必要不可欠なお手伝い

特別養護老人ホームで働き出して5年目ですが、毎日が楽しいですね。日によって利用者さんの反応は様々で、そこが難しさではあります。でも、利用者さんから笑顔を導き出せるかどうかは、自分の働きかけ次第です。利用者さんと会話をするのは仕事ではあるのですが、とても楽しいですよ。去年、タクティールケアというマッサージの資格を取得しました。マッサージを通して相手に触れることで、不安な気持ちを取り除くことができるんです。これは仕事をする上で新しい発見でした。世間的に介護の仕事は「臭い」「汚い」などのマイナスなイメージがありますが、私はそんなふうに思いません。毎日、排泄の介助などもしていますが、それは人間の根本的な部分のお世話です。人間らしく生活するための手助けができるのですから、大きなやりがいでもありますね。今後もサービスを必要とする人たちが満足してくれるようなお手伝いができればと思っています。

介護福祉学科 2009年卒業 豊島 竜哉 さん(24歳)都立府中東高校卒業 現在 障害者支援施設だんござかハウスにて介護福祉士として勤務

笑顔を絶やさずに関わり合いを楽しむこと

私が勤める知的障害者施設は、今年で設立3年目になります。社長は社会人経験を経てから福祉を学んだ方で、実は日福の同期生なんです。在学中に声をかけられ、卒業と同時に立ち上げメンバーに加わりました。 施設自体がゼロからのスタートだったため、当初は苦労が絶えませんでした。特に今でも難しさを感じるのは利用者さんとの距離感。接し過ぎると甘えの原因になり、離れ過ぎると信頼関係が築けません。私の理想は、利用者さんを仲間として捉え、どうしたら自立できるかを同じ目線で一緒に考えるような介護です。対人の仕事なので接し方に決まった答えはなく、考え方も施設によって千差万別なので、自分の理想通りに働くことが難しい職種だとは思います。ただ、介護職だからといって重く考えず、利用者さんとの関わり合いを楽しむこと。不機嫌な相手に対しても笑顔を絶やさずにコミュニケーションをはかること。それが、この仕事をする上で大切なことだと思っています。

手話通訳士

社会福祉学科・手話通訳専攻(現・コース) 2008年卒業 萩埜 友美 さん(29歳)日本福祉大学卒業 現在 東京手話通訳等派遣センターにて手話通訳士として勤務

聞こえない方の身近なサポーター手話通訳という仕事

現在、手話通訳者や要約筆記者の派遣等を行っている「東京手話通訳等派遣センター」に勤務しながら、地域の手話通訳活動も行っています。手話通訳は病院、父母会、講演会、役所という身近なところから警察や裁判所まで、あらゆる場面で必要になります。ですから、活躍のフィールドもたくさんあり現場も様々。その一つひとつの現場での経験が、私を育ててくれていると実感しながら通訳活動をしています。 需要が高まっているとはいえ、突然通訳が必要になった時はすぐに駆けつけることができないこともあります。そんな時、「手話のできる人」が身近にいることは、手話を必要としている人にとって大きな安心に繋がります。手話を身につけることは必ず強い武器となるでしょう。福祉の分野で仕事をしたいと考えている方は、手話ができると仕事の幅もさらに広がります。ぜひ手話を学び、聞こえない方の身近なサポーターとして、力になれるよう一緒に頑張りましょう。

音楽療法士

社会福祉学科・音楽療法専攻(現・コース) 2011年卒業 加地 洋平 さん(31歳)詫間電波工業高等専門学校卒業後、精密機器メーカー勤務。 現在 障害者支援施設浅草ほうらいにて音楽療法士(補)として
勤務

利用者さんとの対話があってはじめて成立する音楽療法

近年、音楽療法士が活躍する場は増えていますが、正式なプログラムとして導入している施設はまだ少数です。それゆえ、介護職として採用され、たまに音楽療法を行ったり、音楽療法士の派遣会社に登録したり、そうした形で働いている人が多いようです。僕の場合、支援員との兼務ではありますが、基本的に障害者を対象とした音楽療法を毎日行っています。その際に心がけているのは利用者さんとの対話です。コミュニケーションが成立して、はじめて音楽療法は効果を発揮します。普段、発話に障害のある方が声を出せたり、感情表現の少ない方が笑顔になったり、そうしたことが見られるのは音楽の力だけでなく、小さな対話の積み重ねなどから生まれるものです。元々バンドマンだったからかもしれませんが、音楽療法の時間はステージに立つような感覚でもありますね。つまりは、やる側も楽しむこと。それも音楽療法士として大切な心がけの1つだといえます。

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