日本福祉教育専門学校

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【授業レポート】運動障害性構音障害|言語聴覚療法学科

2025/07/25

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

本日は、言語聴覚療法学科の授業風景をご紹介いたします。

 

 

今回ご紹介するのは、【運動障害性構音障害】に関する授業。
言語聴覚士が臨床で行う評価方法を、実際に器具を使いながら体験的に学ぶ内容で、舌や口唇、下顎の動きを観察・評価する訓練を行いました。

 

授業では「口腔構音機能 a 運動範囲」に基づき、⑨〜㉙までの項目をひとつずつ確認。
6人ほどのグループに分かれ、さらに2〜3人のペアとなって評価を実践。
各グループには検査キットが2セット用意され、交代しながら器具を使って学んでいきます。

 

授業は終始、楽しげな雰囲気の中で進行。
笑い声も交えつつ、「観察する目」「教示する力」「正確に評価する力」を自然と身につけていきます。
教員の水尻先生が各グループを丁寧にまわり、ポイントを解説。
学生たちはその説明を真剣に聞き、その後すぐに実践へ――。まさに体験を通じた“理解の深まり”を実感できる授業となりました。

 

 

ーー器具を使った実習の様子をご紹介!ーー

【⑨ 舌の突出】
「舌を前に出してください」という指示に従い、舌がどの程度前方に出せるかを観察。
偏りや代償動作に注意を払いながら、評価基準に基づいて数値化していきます。
舌の動きの微妙な違いを見極める力が養われました。

 

 

【⑩ 舌の右移動】【⑪ 舌の左移動】
舌圧子を使って「ここを舐めてください」と伝え、口角まで舌が届くかを確認。
学生たちはペアで互いの舌の動きを丁寧に観察しながら、動きの幅や到達距離を慎重に確認していく様子が見られました。
評価のポイントを意識しながら、一つひとつの動きを正確に捉えようとする姿勢が印象的でした。

 

 

【⑫ 前舌の挙上】
バイト・ブロックで下顎を固定し、舌圧子を口蓋と舌の間に挟んで保持できるかを確認。
臨床でも使われる評価方法を、器具を使いながら実践できる貴重な機会です。

 

授業は、舌の運動に関する項目だけでなく、口唇の動きや交互反復運動(/pa/・/ta/・/ka/)など、様々な項目にわたり行われました。

 

学生たちは、実際に自分の身体を使って評価を体験することで、「動き」を言葉で説明する難しさや、観察するポイントの大切さを肌で感じているようでした。
座学では得られない“実感”をともなうこの学びが、将来、臨床現場での確かな支えとなっていくはずです。

今後も、言語聴覚療法学科の授業の様子をお届けしてまいります!

 

 

言語聴覚療法学科の学科ページはこちらから

 

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