2025/08/04
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
今回は、【特別講義】2025年 精神保健福祉士養成学科特別講義「子ども家庭福祉」第4回の様子をご紹介いたします。
今回の特別講義は、精神保健福祉士を目指す学生たちに向けて、子どもと家庭を取り巻く福祉の現状や支援の在り方について学ぶ全5回シリーズの第4回目です。
本日のテーマは「母子保健法における母子支援について」。
授業の冒頭では、ちょうど季節の節目ということで、先生から「七夕」のお話があり、教室が和やかな雰囲気に包まれました。
今回は、乳児を取り巻く現状や、母子保健に関わる法律・サービスについて、制度の成り立ちとともに学びました。
授業ではまず、乳児死亡率の年次推移と国際比較が紹介されました。
先生からは「日本は衛生状況が非常に良いため、世界的にも乳児の死亡率が非常に低い国」との解説があり、学生たちはその背景にある制度や仕組みに目を向けていました。
続いて、1937年の保健所法や1942年の妊産婦手帳規定など、母子保健に関わる法律の歴史を年表形式で整理。
1965年の母子保健法の制定から、2015年に創設された「子育て世代包括支援センター」、そして2019年の法改正による「産後ケア事業」まで、支援の幅が広がってきた経緯を丁寧に学びました。
特に「母性の尊重」や「乳幼児の健康保持・増進」といった理念が法律の条文に明記されていることに、学生たちは深く頷いていました。
妊産婦健康診査や乳幼児健診、新生児訪問指導、未熟児訪問指導など、具体的な支援内容についても取り上げました。
これらの多くが市町村を実施主体として行われており、地域ごとの支援体制の重要性を再確認する機会にもなりました。
また、「こんにちは赤ちゃん事業」や「養育支援訪問事業」など、似て非なる事業についても整理され、学生たちは制度の細かな違いを理解する大切さを実感している様子でした。
社会的背景と制度をリンクさせながら母子支援について学ぶこの授業は、学生にとって、まさに“現場を見据えた学び”となっていました。
次回はいよいよ最終回。全5回の学びを締めくくる講義にもぜひご注目ください。
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