2025/08/12
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は、精神保健福祉士養成学科で行われた特別講義「子ども家庭福祉」の最終回(第5回)の様子をご紹介します。
今回の特別講義は、精神保健福祉士を目指す学生たちに向けて、
子どもと家庭を取り巻く福祉の現状や支援の在り方について学ぶ全5回シリーズの最終回です。
テーマは、「配偶者からの暴力(DV)や性暴力、そして困難な問題を抱える女性への支援に関する法律について」。
身近に起こり得る社会問題をテーマに、現場での支援のあり方を制度面から学ぶ授業となりました。
授業ではまず、2001年に施行された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)」について取り上げました。
この法律は、配偶者暴力相談支援センターをはじめ、警察や福祉機関などが連携し、被害者の保護と自立支援を行うことを目的としています。
また、法律で定義される「配偶者」には、事実婚や元配偶者、同居中のパートナーも含まれることや、
身体的な暴力だけでなく、心理的・性的な暴力も対象になることが説明されました。
通報については、「努力義務」として定められていることや、被害者の意思を尊重することの重要性が強調されました。
特に医療関係者が関与する場面など、実践的な対応についても触れられました。
また、都道府県が設置を義務づけられている「配偶者暴力相談支援センター」についても紹介。
ここでは、女性相談支援員など専門職による相談や支援が行われていることを学びました。
シリーズ最終回となった今回は、配偶者や性暴力といったテーマを通じて、支援における視点の持ち方や制度との関わり方を深める時間となりました。
講義を通して、社会の中で起きている現実を知り、支援職としてどう関わっていくかを考えるきっかけになったことでしょう。
これで全5回の「子ども家庭福祉」特別講義は終了です。
それぞれのテーマを通して得た学びが、今後の実習や進路選択にもつながっていくことを期待しています!
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