2023/05/12
こんにちは。日本福祉教育専門学校入試広報課です。
今回は、本校で開講している「オープン講座」についてご紹介します。
オープン講座とは?
オープン講座は学科の垣根を越えて参加できる自由選択型の講座です。
講座は2種類あり、幅広い知見を養うことで卒業後の現場に出たときの活きる学びを展開しております。
講座Ⅰ:福祉では福祉業界を知る
講座Ⅱ:福祉の現状を学ぶ
今回は、講座Ⅰの「障害分野」の講座をご紹介いたします。
本日の講師は社会福祉士養成科 夜間部学科長片桐先生より講義いただきました。
テーマは「呼称問題」です。
普段身の回りで何気なく読んでいる〇〇さん、〇〇ちゃん、〇〇くん、あだ名など、
関係性によってそれぞれ呼び方は変わりますよね。
では、障害者関連施設で支援者は利用者個人を何と呼ぶべきでしょうか。
高齢者施設であれば〇〇さんと呼ぶことが多く、児童分野であれば〇〇ちゃんや〇〇くんなど
関係性を築き上げる中で呼ぶことが多いですが、障害者関連施設では、様々な年代の方が利用者としていらっしゃいます。
支援者から見れば年下の利用者もいれば年上の利用者もいる。
そういった状況下でなんと呼ぶべきか時代背景なども踏まえてお話いただき、改めて考えさせられる時間となりました。
最近は「〇〇さん」と統一して呼ぶことをルールとしている団体や施設も増えてきているそうです。
このように、オープン講座では、昨今話題となっている内容や福祉の現状など、
普段の授業では学ぶことができない内容を+αとして学ぶことができます。
合格だけでない、現場で活きる学びを展開しております。