2024/05/29
こんにちは。日本福祉教育専門学校入試広報課です。
本日は社会福祉士養成学科の科目「ソーシャルワーク実習指導」の授業の様子をレポートします。
この授業では、相談援助に係る知識と技術について具体的に理解し実践的な技術等を体得することを目的としています。
また、座学講義だけではなく、個人ワークやグループワーク、実際に現場で活躍される社会福祉士や当事者の方を招いた講義なども行っていますので現場の生の声が聞けることで就職後にも役立つ知識を身につけることが出来ます。
今回は、特別講義として社会福祉法人正吉福祉会 アシスタントマネージャー 中村 勇太様に来て頂きました。
特養における自立支援介護の理論と実践についてお話頂きました。
現在アジア諸国では介護人材が不足し、介護保険財政は10年後に20兆円になるといわれています。
これまでの介護は、目の前の高齢者ができないことをお世話することが中心でありその結果、現場の労働環境も大変厳しいものでした。
これからは、高齢者が自分でできるようになることを助ける「自立支援」に軸足を置いていきます。
・住み慣れたご自宅で出来るだけ過ごしたい。
・歩いて奥様のお墓参りに行きたい!
・お寿司を食べたい!
その希望を叶えられるように、実現に向けてプランを立て、本人が望む限り、介護がいらない状態までの回復をできる限り目指していくことで多くのニーズに応えることができます。
実際に動画などを用いてご説明いただきましたが、回復までのアプローチの仕方を知り、回復できることを知ることがソーシャルワーカーとしての第一歩だと感じました。
自立支援介護とは、関わるすべての人たちが幸せになれる介護です。
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