【見学会】井之頭病院に見学に行きました！ | 精神保健福祉士養成学科（昼間部）

2025/06/25

こんにちは！日本福祉教育専門学校です。

精神保健福祉士養成学科（昼間部）の学生が井之頭病院へ見学に行きましたので、その様子をご紹介します。

精神科医療の現場を自分の目で見て、肌で感じることは、これから専門職を目指す学生たちにとって大変貴重な経験です。

今回訪問した井之頭病院では、院内の設備や支援体制、そして患者様への丁寧な関わりについて学ぶことができました。

■井之頭病院とは…？

井之頭病院は、東京都三鷹市にある精神科単科の専門病院です。

長年にわたり地域の精神科医療に貢献しており、患者様一人ひとりの尊厳を大切にした丁寧な医療・福祉支援を提供しています。

急性期から慢性期まで幅広い診療を行っており、デイケアや地域連携支援など、退院後の生活まで見据えた包括的な支援体制が整っています。

また、精神保健福祉士をはじめとする多職種が連携しながらチーム医療を実践しており、精神保健福祉の現場を学ぶ学生にとっても、実践的な学びの機会を多く提供している病院です。

当日は学生5名と教員1名が参加し、病院スタッフの皆様に丁寧にご案内いただきながら、精神保健福祉士としての役割や現場での取り組みについて学びを深めました。

見学後には、学生たちがそれぞれ感じたことや学んだことを振り返りとして共有してくれましたので、その一部をご紹介いたします。

【学生の感想① 】

精神科病院に対しては、これまで暗くて怖いという印象を抱いていましたが、実際に足を運んでみると、院内は明るく、閉鎖的ではない開放的な雰囲気に驚かされました。

見学では、病棟や保護室の内部に実際に入ることができ、普段なかなか触れることのできない現場を体感する貴重な経験となりました。

また、デイケアや相談室などの設備も整っており、患者さんの社会復帰への支援や、療養生活上の気になることを気軽に相談できる体制になっていると感じました。

今回の見学を通して、精神科医療の現場の雰囲気や設備を自分の目で見て感じることができ、精神科医療に対する理解がより一層深まりました。

【学生の感想② 】

単科の精神科病院を訪問したのははじめてでした。

病院概要の説明、院内見学、質疑応答の流れで見学させて頂きました。

「閉鎖」病棟という言葉から、少し暗いイメージを勝手に持ち続けていましたが、理念の「患者様の権利尊重」のとおり、病棟入口の鍵管理は慎重に行われつつも、患者様の状態によって売店に買い物に行けたり、病棟内の広いスペースでプログラムを受けたり、卓球をしたりと明るい病棟内でゆっくりと思い思いの時間を過ごされているようでした。

入院患者さまには、1人の退院後生活環境相談員という方が担当としてつき、患者さまが安心して退院後の生活が送れるようにサポートされており、患者さまの社会復帰を強く推進されているようでした。

また、デイケアではとても充実したプログラムが用意されており、患者さまの自己理解にもつながるのではないかと感じました。

実際に院内見学をさせて頂き、とても貴重な体験ができましたことに感謝の気持でいっぱいです。

大きな病院を見学させて頂いたことで、自分の中に一つの比較対象ができたことも大変ありがたいです。

お忙しい中ご対応頂いた担当者さま、受け入れてくださった病院に感謝いたします。ありがとうございました。

【学生の感想③ 】

井之頭病院で、実際の精神科病棟の雰囲気や業務を見させていただき、とても学びになりました。

特に、デイケアでできることや設備の豊富さに圧倒されました。

そして、外来窓口の所に、支援を受けたい人へ向けたチラシなど連携に力をいれていることがすごく印象的でした。

この経験を生かして、今後の勉強につなげたいと感じました。

見学させていただき、ありがとうございました。

【学生の感想④ 】