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【授業レポート】横浜市リハビリテーション事業団での社会福祉職の役割と働き方について|社会福祉士養成学科

2025/08/21

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

本日は社会福祉士養成学科(昼間部)の授業風景をご紹介いたします。

 

今回は、横浜市リハビリテーション事業団から2名の職員の方をお招きし、「社会福祉職の役割と働き方」をテーマにした特別授業を開催しました。

「福祉の現場で実際にどのような仕事をしているのか」「社会福祉士の資格を取得した先には、どんなキャリアが広がっているのか」──学生たちが知りたいリアルな情報がたっぷり詰まった時間となりました。

 

 

まず、登壇者のお二人から、事業団の全体像や横浜市の福祉の仕組みについてわかりやすく解説していただきました。

横浜市リハビリテーション事業団は、1987年に設立され、横浜市から全額出資を受けて運営されている社会福祉法人です。
障害児・者の福祉の中核的役割を担い、療育・リハビリテーション・就労支援など、幅広いサービスを市内の各施設で提供しています。

 

【横浜市の特徴】
人口:約376万人(令和7年1月現在)

行政区:18区

地域包括支援センター:146か所

児童相談所:4か所

地域療育センター:8か所

高齢化率は25.4%、福祉ニーズも年々多様化している中、リハビリテーション事業団は地域に密着した幅広い支援活動を展開しています。

 

 

事業団では、約520名の職員が23職種に分かれ活躍しています。
そのうち約25%が社会福祉職(ソーシャルワーカー、生活支援員、就労支援員など)で、医師・看護師・リハビリ職・心理士・保育士など、多職種がチームで連携し、一人ひとりの利用者の生活を支えています。

 

事業団が運営する施設は、障害者支援施設から就労移行支援、地域療育センター、リハビリテーションセンターなど多岐にわたります。授業の中では具体的な業務内容も紹介されました。

・療育相談事業:乳幼児健診での早期発見から療育につなげる支援

・幼稚園・保育園巡回相談:現場へ出向き、子どもたちの成長支援

・学齢障害児支援:小学生から中学生以降の子どもたちへの継続的支援

・就労移行支援:働くことへのステップアップをサポート

・地域福祉相談支援:診察の有無を問わず、生活に関する様々な相談に対応

 

相談支援だけでなく、地域福祉の現場で調整・連携・支援計画の立案といった「コーディネーター的役割」も担っていることが印象的でした。

 

 

社会福祉士として活躍していく上で特に大切にしている「3つの力」についてもお話がありました。

・コミュニケーション能力
利用者や家族、医療・福祉の他職種との協働の中で最も重要とされる力。相手の話を聴き取り、支援者として信頼されることが大切です。

・学ぶ力
地域や制度は日々変化しています。福祉のプロとして、常に最新の情報・知識を学び続ける姿勢が求められます。

・熱い情熱
「利用者の笑顔のために何ができるのか」を問い続け、現場の課題と向き合い続ける情熱こそ、社会福祉職の源泉です。

 

福祉の現場を知り尽くしたプロフェッショナルの言葉は、学生たちにとって、自身の将来像を具体化するきっかけになったようです。

「利用者の笑顔のために、地域の福祉を支える」。
その使命感とやりがいに触れることができた今回の授業。社会福祉士として目指す道の魅力や可能性を改めて実感する一日となりました。

社会福祉士養成学科では、今後もこうした“現場のリアル”を学ぶ機会を大切にしながら、実践力のある福祉人材を育ててまいります。

 

社会福祉士養成学科(昼間部)の学科ページはこちらから

社会福祉士養成科(夜間部)の学科ページはこちらから

 

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