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【SLHT研究会】現場に活かす学びを、母校で──8月SLHT研究会レポート|言語聴覚療法学科

2025/08/28

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

本校では、言語聴覚士として現場で働く卒業生が学びを深め、ネットワークを広げる場として、

「SLHT研究会(Speech Language Hearing Therapy)」を定期的に開催しています。

卒業年次や経験年数に関わらず、さまざまな領域で活躍する卒業生が集まり、実践的な知識の共有や再学習の機会となるこの研究会は、母校ならではの“つながり”を感じられる場になっています。

 

8月3日に行われたSLHT研究会では、言語聴覚療法学科 学科長・馬目雪枝先生による、小児領域をテーマとした2つの講義が行われました。

 

①発話不明瞭の知的障害児の訓練過程

「ことばが遅い」「発音が不明瞭」といった主訴をもつ子どもへの関わりについて、訓練課題として取り入れられた“音韻意識”や“音韻ループ”に基づくアプローチが紹介されました。

講義では、音韻ループを構成する「音韻ストア」と「構音コントロール過程」についての理論的背景が説明されたほか、単語復唱課題を用いた支援の実際や、課題設定における“スモールステップ”の工夫など、実践的な視点が共有されました。

 

 

②幼児の摂食嚥下を一緒に評価しよう

2つ目のテーマは、「幼児の摂食嚥下評価」に関する報告でした。

現在、馬目先生が非常勤で勤務されている児童発達支援施設では、「食形態の検討」や「食形態を上げてよいか」といった相談を受ける機会が増えているとのこと。

そこで、摂食場面を正面から撮影し、口唇や舌の動き(押しつぶしや咀嚼時の舌の左右運動)を視覚的に評価する取り組みが紹介されました。

動画を活用することで、多職種間での情報共有にも役立てられる可能性があることが語られました。

 

今回のSLHT研究会も、現場で感じる“今知りたいこと”や“実践につながるヒント”を共有する充実の時間となりました。

卒業後も言語聴覚士としての専門性を高めたい方、他の領域や現場の知見を広げたい方にとって、SLHT研究会は学びと交流の場となっています。

 


本校では、約18,000名の同窓会ネットワークを活かして、

言語聴覚士に限らず各分野で活躍する卒業生を対象とした卒後教育を行っています。

 

・社会福祉士:「ソーシャルワーク実践研究会」
研究発表や特別講演を通して、より専門性の高いソーシャルワーカーの育成をめざしています。

 

・精神保健福祉士:「臨床ソーシャルワーク研究会」「OBOG会」
現場の実践に即した事例共有を中心に、卒業生同士の学びと交流を支えています。

 

・介護福祉士:「Care」Question
在校生と卒業生がともに「なぜ?」を考える勉強会を通して、介護技術やコミュニケーションスキルの向上を図っています。


 

本校では、在学中だけでなく、ずっと続くキャリア支援の一環として、卒業後もこのような活動を通じて、母校としての繋がりと卒後支援を大切にしています。

 

 

言語聴覚療法学科の学科ページはこちらから

 

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■9月7日(日)・13日(土)・20日(土)・28日(日)13:30~15:30

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