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精神障害者による特別講義|介護福祉学科

2020/03/12

日本福祉教育専門学校 入試広報課です。

西村先生より授業レポートが届きましたのでお知らせいたします。

 

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みなさん、こんにちは。介護福祉学科専任講師の西村です。

 

去る12月3日に、介護福祉学科1年生が受講している「障害の理解Ⅰ」の授業で、精神障害者当事者グループ(セルフヘルプグループ)代表の宮澤秀一様にご来校いただき、講義を行っていただきました。

介護福祉士が精神障害者に対して生活支援を行うことはあまりないですが、さまざまな障害のひとつとして理解を深めるためにお招きしております。

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宮澤さんは、幻覚や妄想という症状が代表的な統合失調症のため、人生で一番、調子が悪かった20代の頃を中心に、病気のことや、働くこと、家族、恋愛などの体験談をざっくばらんにお話しくださいました。

宮澤さんは、現実と妄想がリンクした実体験を具体的に語られ、幻視が見えたり、幻聴が聞こえたり、まわりがみんな敵に思えてきて、自分の中でどんどんどんどん、妄想の物語が作られていったという生々しい体験談でした。

やはり、なるべく早く医療にかかった方がいい、と話されていました。

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〇学生たちからの感想〇

「ものすごく難しい病気で、私たちには分かりづらい考え方だったり、偏見だったりが大変なのかなと思いました。ものすごく話が上手で聞いていて楽しかったです。ありがとうございました」

「障害の受容はとても辛いことだと思います。しかしそれ以上に前向きな、また考え方や選ぶ道によって、ガラッとその先の人生が変わるんだと思いました。私も宮澤さんのように力強く、パワーのある人になり、介護福祉士になりさまざまな症状の人に手助けしていけるようになりたいと思います」

 

そして、学生からの質問に対して、宮澤さんから後日、お返事をいただきました。

 

質問1 「自分の想いをわかってもらえない中、信頼関係を築くのは難しくなかったですか?」

お返事 「これは母との関係でしょうか。母とは今も折り合いが悪く、どうしようか、と模索中です。他の対人関係はおおむね今まで上手くやっています。」

 

質問2 「お話がとても上手でしたが、人前で話す時、緊張しませんか?」

お返事 「聴衆が10人の時は、濃度%は1人10%、聴衆が1,000人の時は、濃度は1人0.1%なので、人数が少ない時の方が緊張するな、と私の実感です。緊張はいつもします。」

 

質問3 「幻覚・妄想などの症状は、自覚されている(いた)のでしょうか?」

お返事 「妄想を自覚したら、それはもう妄想ではないと思います。私は妄想を全く自覚していなくて「これが現実だ」と信じていました。」

 

質問4 「自分では「これが現実」と思っていても、他の人から否定されたらその方が言う「現実」を信じられますか?」

お返事 「こちらが本当に信用している方が、妄想を少しだけ否定してくれたら自分の妄想を疑うかもしれません。妄想を真正面から全否定されたら、その意見を猛然と否定します。」

 

 

ゲストに来てくださった宮澤秀一様にあらためて感謝申し上げ、良い学びになったことを報告させていただきます。

ありがとうございました~

 

これからも本校では、障害当事者の生の声が聴けるような授業を続けていきます!

 

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西村先生、ありがとうございました。

当校では様々な特別講演を行っております。

詳しい内容はぜひ一度ご来校ください!

 

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