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【授業レポート】相談援助実習指導・特別講演【特養における自立支援】|社会福祉士養成学科昼間部

2023/05/24

こんにちは。日本福祉教育専門学校入試広報課です。

本日は社会福祉士養成学科昼間部・相談援助実習指導の授業の様子をレポートします。

本校の相談援助実習指導の授業では実習へ向けた準備だけでなく、卒業生や外部特別講師をお招きした講演も行っております。

 

 

この日の授業では社会福祉法人正吉福祉会 介護老人福祉施設きたざわ苑齊藤施設長より自立支援介護への取り組みについて特別講義をいただきました。

*社会福祉法人正吉福祉会 では特別養護老人ホーム・短期入所生活介護・デイサービス・居宅介護支援センターを運営している社会福祉法人様です。

 

多くのかたは『介護福祉施設』と聞くと、職員が利用者のみなさんの排泄処理、嚥下サポートなど「できないことの支援」ということを思い浮かべるかたが多いかと思います。

しかし、こちらの社会福祉法人では利用者様が自分でできるようになることを助ける”自立支援”の取り組みを行っています。

 

施設の取り組みの一つであるおむつを使わない「おむつゼロ」の取り組みはとても印象的でした。

今まで排泄介助が必要だった利用者様が入所時からおむつを外し、ご自身の意思で排泄ができるように自立支援を行っているそうです。

 

 

自立支援のポイントは水分補給でした。

利用者様一人ひとりにあった1日の摂取目標水分補給量が決められ、

水分を摂らない習慣から摂る習慣へ促しているそうです。

水分量や栄養管理を行うことでご本人の意思で排泄ができるようになり、おむつに頼らない生活が送れるようになるそうです。

水分を摂ることでいいことは、排泄だけでなく認知力や身体機能にもいい効果があるそうです。

この取り組みは職員と利用者様との信頼関係があってこそできることですね。

 

 

自立支援はできることを増やし自分らしく生きるための支援をする。

また、できることが増えることで自宅に帰ることができ、ご家族との時間も増やすことができます。

介護の在り方を考えさせられる貴重なご講義でした。

齋藤施設長、貴重なお話ありがとうございました。

 

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