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【授業レポート】特別講演:人工内耳装用児の言語習得|言語聴覚療法学科1年

2023/07/14

こんにちは。日本福祉教育専門学校入試広報課です。

本日は言語聴覚療法学科1年生 人工内耳の授業レポートをお届けします。

今回は特別講師として人工内耳親子の会代表である星野友美子様よりご講義いただきました。

星野様は難聴のお子様の母であり専門家でもあります。

星野様のお子様は3人いらっしゃり2人が難聴であり、人工内耳装着しているそうです。

難聴と分かってから、人工内耳を選択した理由、難聴のお子さんを育てる母の思いなども教えてくださいました。

 

人工内耳とは?

人工臓器の一つで内耳のかわりに機器で音を神経に伝える装置です。

 

コミュニケーションの手段として手話という選択もありますが、自分のことば「話しことば」で育てたいという思いや、

様々な方とのコミュニケーションをとるうえでも話しことばでコミュニケーションをとれた方がいいと考え、人工内耳を選択したそうです。

実際にお子さんの装着後の当時の音入れの様子や大人になられた現在の様子を動画を通してご紹介いただきました。

現在は大学生となり、飲食店でアルバイトもしているそうです。

幼少期から訓練を重ねたこともあり、発音はとてもきれいでした。

人工内耳はとても繊細な機器であり、転倒やスポーツなどによる衝撃で破損してしまうこともあるため

幼少期のお子さんには細心の注意が必要で、周囲の理解も得ながら過ごしていたとおっしゃっていました。

また、人工内耳は装着後がとても大切で、訓練を重ねることでことばの習得をしていくそうです。

このように、本校では当事者のかたや、そのご家族、専門家などをお呼びした講義が行っております。

また、専門性の高い講義に学生の学びのアウトプットを掛け合わせることで学びを深めております。

 

実際に現場での事例なども聞ける機会は貴重です。

在学中に様々な事例を学び、現場へ出たときに柔軟に対応できる言語聴覚士を目指します。

 

星野様、貴重なご講演をいただきましてありがとうございました。

 

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日本福祉教育専門学校は2年通学で言語聴覚士〈国〉取得を目指します

小児から成人、高齢者まで支援する専門職へのキャリアチェンジを目指してみませんか。

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