2024/10/10
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は、社会福祉士養成科(夜間部)・学科長 片桐先生のコラムをご紹介いたします。
・精神保健福祉士と社会福祉士の職場の違いについて
前回のコラム(教員コラム片桐先生④)で、「ジェネラル」な社会福祉士と「スペシャル」な精神保健福祉士の違いについて、具体的なカリキュラムの違いも交えつつ説明しました。
見てない人はこちらをどうぞ。
今日は、両者の資格を前提にした職場の違いについて説明したいと思います。
精神保健福祉士は社会福祉士に比べると「スペシャル」な資格です。
ですから、領域は(社会福祉士に比べて)特化されます。
「精神障害」周辺という領域に、です。
ですから、精神保健福祉士の職場は、かつては精神科病院か、退院後の通所施設に限定されていました。
ただし、精神保健福祉士資格ができた20数年前と異なり、今では働く「つらさ」を感じる人、いわんや生きる「つらさ」を感じる人が「珍しい」とは誰も思わなくなりました。
それゆえ、そんな感覚をもつ人すべてを「精神障害者」と一括りにしたところで何の解決にもなりません。
そこで、サイキアトリック(Psychiatric:精神医学の)ソーシャルワーカーと英訳していた精神保健福祉士は、メンタルヘルス・ソーシャルワーカーと(資格名を変えずに)英訳を変えて、働くことや生きることに「つらさ」を感じる人すべてを対象にできるような、そんな資格へ変えようとしています。
言い方を変えれば、今の精神保健福祉士はかつての精神保健福祉士よりは「ジェネラル」な資格になりつつあります。
そんな今の精神保健福祉士よりもさらに「ジェネラル」な社会福祉士は、原因を問わず、あらゆる「つらさ」を対象とします。
そうである以上、あらゆる領域を横断し、あらゆる制度をフル活用しながら、あらゆる人が生きやすい、そんな社会を目指すのです。
そんな社会福祉士の職場について、当校の社会福祉士のオープンキャンパス資料では以下のような説明がされています。
さて、社会福祉士の職場といっても、きわめて幅広い領域を横断していることについて、その由縁も含めわかっていただけたでしょうか。
ただ一方で、「こんなに広い領域で、社会福祉士は、それぞれの職場で具体的にどういう働き方をするのか」という疑問がわくことでしょう。
それについては、次回のコラムで、スク―ルソーシャルワーカーを例にして、説明してみたいと思います。
(執筆/片桐先生:社会福祉士・夜間部学科長)
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