日本福祉教育専門学校

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<オープン講座>高齢期の栄養摂取のポイントと「キューピーやさしい献立」について

2025/06/13

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

<オープン講座>高齢期の栄養摂取のポイントと「キューピーやさしい献立」についての様子をレポートします。

 

オープン講座とは・・・?

学科の垣根を越えて参加できる自由参加型の講座です。

福祉業界で活躍していく皆さんのために本校専任教員による特別講義を開講しております。

 

 

5月21日、今年販売100周年を迎えたキューピー株式会社のマーケティング本部ウェルネス戦略部の方を講師に迎え、本校にて「高齢期の栄養摂取のポイントと『キューピーやさしい献立』について」の授業が行われました。

高齢者の食事における栄養や食べやすさの工夫について、専門的な知見とともに、実際の商品事例を交えて学ぶことができました。

 

授業ではまず、高齢期における食事の重要性について学びました。

加齢とともに筋肉量が減少し、体内の水分保持能力が低下することから、「水分」「エネルギー」「たんぱく質」「食物繊維」など、日常の食事でのバランスがより重要になることを改めて認識しました。

 

また、「食事を味わう」ためには、五感の働きがとても大切だという視点も紹介されました。

視覚や嗅覚、味覚だけでなく、音や舌触りなど、様々な感覚が総動員されて「おいしさ」が脳に伝わり、食事の楽しみが生まれるとのお話に、受講者も深くうなずいていました。

 

 

その上で紹介されたのが、キューピーの「やさしい献立」シリーズ。
このシリーズは、*「ユニバーサルデザインフード」として、かむ力・飲み込む力に応じて選べる4段階のやわらかさが用意されており、高齢者だけでなく、体調不良時や災害時の備蓄など、幅広いニーズに対応できる食事です。

 

*「ユニバーサルデザインフード」とは・・・?

ユニバーサルデザインフードとは、かむ力や飲み込む力が弱くなってきた方々でも安心して食べられるよう、やわらかさやとろみに配慮して作られた食品のことです。

介護が必要な高齢者だけでなく、病後の回復期や体調不良時など、幅広いシーンで利用されています。

 

「やさしい献立」には、食べやすさだけでなく、

・食材本来のおいしさを活かす調理法

・保存性の高いレトルト仕様

・食事介助のしやすさに配慮した形状
など、現場での実用性がしっかりと考えられている点も紹介されました。

 

さらに授業では、「とろみ」や「食べやすさ」の工夫に関する具体的なテクニックも学びました。

ばらけやすい食品はマヨネーズでまとめる、パサつく食材にはあんをかける、など、実践的な内容が多く紹介されました。

 

 

授業の後半では、「やさしい献立」シリーズの一部商品の試食体験が行われました。

学生たちは実際に食べることで、見た目や香り、食感、味付けなどに含まれた工夫を体感し、高齢者にとって「食べること」がいかに生活の質に関わるかを実感する機会となりました。

 

今回の授業を通して、高齢者の「食」を支える工夫や、ユニバーサルデザインフードの役割について深く理解することができました。
今後、福祉・介護の現場に立つ学生にとって、栄養と食の視点は非常に重要です。

食べる喜びを支えるための知識と配慮を、今後の学びにしっかりと活かしていきたいと思います。

 

キューピー株式会社さま、貴重なお話をありがとうございました!

100周年、おめでとうございます!!

 

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