2025/07/09
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
本日は、 精神保健福祉士養成学科(昼間部)の在校生インタビューをお届けします。
▼お名前・年齢: 岩上紗英さん(27歳)
所属学科・年次: 精神保健福祉士養成学科(昼間部)
日本福祉教育専門学校入学前の最終学歴:国立音楽大学音楽学部出身
日本福祉教育専門学校入学前の前職:ピアノ講師
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Q1/この学校・学科を選んだきっかけや経緯をお聞かせください。
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ピアノ講師として働く中で、音楽を通して人と関わることに大きなやりがいを感じていました。しかし、私が接することができたのは、楽器の準備やレッスンへの投資が可能な環境にある方々が中心でした。子どもの場合は特に、養育者の方の経済状況や教育への関心によって、そもそも習えるかどうか、が大きく左右される現実を目の当たりにし、次第に「もっと社会と広くつながり、人の力になれる仕事がしたい」と考えるようになりました。
この学校を選んだ一番の決め手は、オープンキャンパスで拝聴した熱意ある講義でした。またオープン講座をはじめとした学習機会の豊富さ、就職サポートの手厚さにも惹かれ日福の受験を決めました。
もともと児童分野に関心があったため当初は社会福祉士養成学科を志望していましたが、入学前の夏に身近な人がうつ病を患いました。その方を支えていく中で、リカバリーのプロセス、人が元来もつ生命力のようなものにいたく胸を打たれました。しかし同時に、精神疾患を持つ方と関わるには単にやさしさだけでなく、正しい理解と知識が不可欠であることも痛感しました。こうした経験から、精神保健福祉士養成学科への進学を決意しました。
精神保健福祉士は、社会福祉士と比べて精神に特化した資格ですが、その知識は精神疾患のある方だけでなく、誰もが抱える可能性のある「こころの課題」に通じる普遍的なものではないかな、と考えていました。実際に学び始めてからもその思いは深まり、将来的にどの分野に進んだとしても、精神保健福祉の専門性は必ず活かせるものだと確信しています。
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Q2/入学前と入学後で印象が変わったことはありますか?
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入学前は、今までずっと続けてきた音楽を捨てるんだから、ゼロスタートどころかマイナススタートで頑張るんだ、と正直かなり気負っていました。ソーシャルワーカーの仕事は人の人生にかかわる重要な仕事ですし、進学転職を考え始めてから入学まで、準備をしながらも「本当に私が目指していい仕事なのかな」と悩む日々を2年ほど過ごしていました。
実際に入学してみてまずはじめに驚いたことは、講義をしてくださる先生方が、素晴らしいご経歴をお持ちでありながら自分の弱さや未熟さも明るく、時にはユーモアを交えて自己紹介してくださる姿でした。
学習を続けていくと、ソーシャルワーカーとしてまず自分の傾向をよく知ることが大切だということがわかりました。強みも弱みも審判せずに受け入れる姿勢は、専門職としての在り方としても、また人としても、とても大切なことです。勉強を続けるほど、自分が最初に抱えていた緊張や気負いが少しずつほぐれて、自分自身のペースで進んでいけるようになった気がしています。もしかしたら、学ぶことによって一番はじめに救われるのは自分自身なのかもしれないですね。
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Q3/授業や実習、クラスの雰囲気などはいかがですか?
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授業は1コマ90分で授業スピードもはやいので、最初はついていけるかな、と不安になったこともありました。
ただ、入学前の説明会で授業に関して「最初はバラバラのパズルピースのようでも、だんだん1枚の絵のように組み合わさっていきます」と伺っていたのが、今になって実感としてわかるようになってきました。
例えば、実際まだ学校が始まって数か月ですが、別々の教科で同じ制度や概念のお話がでてきたりしています。教科ごとの異なった視点で同じものをとらえることで、ただ暗記していくのではなく体系的かつ多角的な視点で理解をすることができるんですね。
1年制という短い期間ではありますが、ただ「試験に受かるための詰め込み」ではなく、資格取得のその先、現場で必要になる視点を大切にしてくれる授業体系だと感じています。
また、オープン講座や読書会、特別授業など、授業外でも自分の興味を深めていける学びの機会が豊富で、学びたい意欲さえあれば応えてくれる環境が整っているのも大きな魅力です。
実習にかんしてはまだこれからですが、4月はじめから実習の心構えや実習日誌の練習などサポートが手厚く、人生はじめての実習も安心して迎えられそうです。
クラスは本当に様々な年齢、バックボーンの方が集まっていますが、おなじソーシャルワーカーを志す人たちで本当に暖かく、学習に対しても熱意のある方が多いと感じています。授業ではグループワークも多いので、いろいろな方の考えや思いに触れられ、自分にとってすごく刺激になっています。
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Q4/卒業後の希望の就職先、将来の目標や夢についてお聞かせください。
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卒業後は、児童福祉の分野に就職したいと考えています。
前職で子どもと関わっていた経験から、子どもの持つ成長の可能性にはいつも驚かされてきました。また、子どもを支援することを通し、孤立しがちな養育者の方や家庭へのアプローチにもつながる点も、大きな意義を感じているためです。
将来の目標についてはまだ漠然としている部分もありますが……、常に「学び」と「実践」のバランスを保ち続ける専門職でありたいと思っています。
知識を深めるインプットも大切ですが、それを日々のコミュニケーションや支援の中で活かし、実践につなげていくアウトプットの姿勢も同じくらい大切にしたい。支援者としては当たり前なことですが、私はついついインプットで満足してしまいがちなので、特に意識しています。
これから出会う多くの方に向き合いながら、自分自身も学び続け、挑戦し続ける。そんな姿勢を持ち続けられるソーシャルワーカーでありたいです。
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Q5/これから入学を検討している方へメッセージをお願いします。
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入学にあたっては、前述したとおり私自身、本当にたくさんの不安を抱えていました。
でも実際に入学してみて、大人になってから改めて新しいことを学ぶこと、そして様々な人と出会えることがどれほどかけがえのない経験かを、まだ数か月しか経っていない今でも何度も実感しています。
学習はもちろんですが、それ以外にも、先生方やクラスメイトと過ごす日々が、専門職としても人としても自分を育ててくれる大切な時間になっています。
たくさん悩んだ末の決断でしたが、今はこの道を選んで本当によかったと思っていますし、「自分の選択を正解にできた」と感じられることが何よりの自信につながっています。
もし今、同じように迷われている方がいらっしゃったら、まずはオープンキャンパスなどで学校の雰囲気にぜひ触れてみてください。きっと何かヒントが見つかると思います。
岩上さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
これからのご活躍を心より応援しております!
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